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文春文庫
虚構金融

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167717711
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

有力地銀合併に絡む贈収賄事件で事情聴取を受けていた財務省キャリアの大貫が墜死した。事件との関連の薄い彼の死に不審を抱いた東京地検特捜部の後鳥羽検事は、大貫が改革派議員と組んで日本再生のために大掛かりな日米経済改革を行おうとしていたことを知る。事件は財務省、日米政府を巻き込む大謀略に発展した。

著者等紹介

高嶋哲夫[タカシマテツオ]
1949年、岡山県玉野市生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。同大学院修士課程修了。日本原子力研究所研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。1979年、日本原子力学会賞技術賞受賞。1994年、「メルト・ダウン」で第1回小説現代推理新人賞、1999年、「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

micky

8
同氏の純経済小説を読んだのは案外初めてかもしれない・・・舞台が検察庁特捜部というのも珍しくて面白い。結末がなかなか見えてこないところがいつもながら面白い。2021/11/03

T. Mu

6
日本とアメリカ経済が題材となり、地検特捜部の検事を主人公にスリリングな展開が続いていきます🎵おもしろかった👍4.52023/04/24

crazy cool joe

3
検察とか政治家とかでてきてドロドロしてる話。年取った政治家ってのはほんとにしたたかで辞めない。小沢なんてどうかしちゃってるんじゃないかっていう山本太郎と組んでまで政治家してる。政治家かに定年はあってもいいと思う。面白かった。2015/07/04

テニやす

3
意外と あまり外堀を埋めない状況で逮捕、起訴するのか?って感じであった。このような経済を題材にしたようなものは 多かれ少なかれ政府はやっているのだろうという内容。 人を殺すことも政治家は指示を出していたのだろう(昔は・・・)2014/09/19

おそばやさん

2
贈収賄罪の立件をどうするかと思いきや、思わぬかたちになった。最後まで、予想がつかなかった作品。2013/04/07

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