内容説明
主人公リックはフロリダ沖で遭難した水上飛行機から謎の男を救出した。やがて姿を消した男が送ってきたプラスチックシートのバーコードは一体何を意味するのか？海峡をはさんで敵対するアメリカとキューバの国際的謀略に巻きこまれたリックは敢然と巨大な敵に戦いを挑む。謀略の狙いは何か？ノンストップ・アクションの快作。
著者等紹介
ストラウド，カーステン［ストラウド，カーステン］［Ｓｔｒｏｕｄ，Ｃａｒｓｔｅｎ］
元警察官のジャーナリスト・作家。１９８３年の“Ｔｈｅ Ｂｌｕｅ Ｗａｌｌ”が初の著作。ＮＹ市警の殺人課特捜班を取材した“Ｃｌｏｓｅ Ｐｕｒｓｕｉｔ”（８７年）がニューヨークタイムズのベストセラーリストに入る。以来フィクションとノンフィクション両方で、質の高い骨太な作品を生み出している
布施由紀子［フセユキコ］
１９５３（昭和２８）年、兵庫県生れ。大阪外国語大学英語学科卒業
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感想・レビュー
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goro＠80.7
42
フロリダ沖の嵐のなかで遭遇した低空飛行の水上飛行機。遭難したと思い追いかけるリックが見つけたのはサメに食われた上半身だけの男。沈んだ期待の積荷をめぐって大きな陰謀に巻き込まれてゆく。リックは自分のせいで囚われたハリウッド映画会社の社長のため、助けた男との友情のため孤軍奮闘。リックを助けるゼフィはイイ女で猫のシスコも要所を締めていい味出してる。それにしても結局はお釈迦様の掌の上だったかとは思うけど、ただでは起きないリックとゼフィでした。2021/05/23
かんとり
6
悪いヤツは、カストロ治めるキューバとキューバ人の秘密結社、 正義の味方＾＾ は、元警察の特殊部隊出身者と謎の元海軍情報部の男！ そしてスパイスにバハマのビーチが似合うキレイな女性！ 笑 キューバ海峡を舞台に、クルーザーあり水上飛行機あり潜水艇ありの、謎解きアクション。 オチはまあまあ、少し派出めの軍事行動でしたが、踊らされた主人公は少し気の毒でしたな･･･ 2018/11/22
氷柱
4
476作目。2月24日から。洋書の訳書は独特のリズムに慣れないと読むのが辛い。翻訳家は厳密にはその道一筋の小説家ではないのだから文章の読みやすさでプロに劣る場合がある。そして今回選んだのが臨場感を読み取れるかどうかが非常に大切な作品だったということもあってあまり楽しむことができなかった。字面だけ追っていくとひたすらに淡泊な作品であったと言える。原典を読めるほどまで英語力を上げるか、訳本から原典の雰囲気を抽出して膨らませるしかない。勉強不足だった。2019/03/02
tai65
2
星５つ2016/01/06
