内容説明
不肖・宮嶋の今回の任務は、民族間の熾烈な殺し合いの続いたボスニアへ赴き、いまだ硝煙けぶる各地で「美女図鑑」の撮影を敢行すること。「内戦で男はボコボコ死んでしまった。残った女どもはほとんど男日照りで、飢えまくっているハズである。もお、もお、入れ食い状態であろう」と、我らの不肖・宮嶋はのたまう。不謹慎きわまる抱腹絶倒の美女撮影記。
目次
第1章 いざ往かん、ボスニアへ!―待望の「原色美女図鑑」企画発進
第2章 ワシは変質者やない!―フランクフルトにて化粧品を買い漁るの巻
第3章 ザグレブは入れ食いやで!―美女の宝庫で撮りまくるの巻
第4章 ラダにノッテしまった!―人のラダはよいが、車のラダはいけない
第5章 写真に苦労は写らない―恐怖のイグマン山越えに挑むの巻
第6章 女は不思議な生き物である―夫が死んでも、カメラを向ければ女は微笑む
第7章 停戦カメラマンになってしもうた!―なんで、私は開戦カメラマンになれんのやろ?
第8章 「プロスト」雪山を爆走す!―命からがらのイグマン山越え復路の巻
第9章 カネの力で美人をヒン剥く!
真冬の水着撮影を敢行す
第10章 セルビアで死ぬほどのキス!―なんで、こんな文明人が戦争するんやろ
著者等紹介
宮嶋茂樹[ミヤジマシゲキ]
1961年兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、「フライデー」を経て、フリーに。「週刊文春」をはじめ、自衛隊広報誌「セキュリタリアン」などで報道カメラマンとして活躍。96年に東京拘置所のオウム真理教教祖・麻原彰晃の撮影に成功、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞。フィリピン政変、ルーマニア政変、湾岸戦争等を取材
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感想・レビュー
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樽
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