内容説明
97年に朝銀大阪信組が、99年には朝銀東京など13の朝銀信組が破綻した。信組の経営実態を調べていくと不思議なことだらけだった。隠然と君臨する朝鮮総連。国税庁と結ばれた納税「五ヶ条の御誓文」。果して日本から北朝鮮へのカネは、どのように作られ、運ばれるのか?総額1兆円を上回る朝銀への公的資金投入に警鐘を鳴らす。
目次
第1章 テポドン来襲
第2章 現金輸送船
第3章 二人の「熱誠者」
第4章 パンドラの匣
第5章 「送金疑惑」以後
著者等紹介
野村旗守[ノムラハタル]
1963年埼玉県生まれ。立教大学文学部史学科卒業後、外国人向けの雑誌の編集者を経て、ジャーナリストとして独立する。週刊誌や月刊誌などで、主として中国や北朝鮮関係のルポルタージュを手がける
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