文春文庫
金正日への宣戦布告―黄長〓回顧録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 422p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167651053
  • NDC分類 929.16
  • Cコード C0198

内容説明

愛する妻や家族への想いを断ち切り、北朝鮮の最高幹部・黄長〓は韓国亡命の道を選んだ。何百万の人民を餓死させながら戦争ゲームにうつつをぬかす独裁者・金正日を倒すために。長年、金日成・正日父子の身近で働いてきた著者が見た独裁者の正体や奥の院での暗闇、圧政に苦しむ人民の救出策などを明かした衝撃のベストセラー。

目次

序章 妻に書いた遺書
第1章 出生と成長
第2章 解放された祖国で
第3章 黄金時代あるいは悲劇の始まり
第4章 粛清の嵐の中で
第5章 金日成の理論書記として
第6章 大試練を生き抜く
第7章 朝鮮労働党書記時代
第8章 犬死か亡命か
黄長〓インタビュー

著者等紹介

黄長〓[ファンジャンヨプ]
1923年、平安南道江東生まれ。戦前、日本の中央大学(夜間)に学ぶ。49年からモスクワ総合大学留学。65年、42歳の若さで金日成総合大学総長に就任。72年から11年間、最高人民会議(国会)議長を務めた後、朝鮮労働党国際担当秘書、最高人民会議外交委員長などを歴任。北朝鮮の指導理念である「主体思想」の創始者としても知られる。97年2月、大韓民国に亡命

萩原遼[ハギワラリョウ]
1937(昭和12)年、高知県生まれ。67年、大阪外国語大学朝鮮語学科卒業(第1期生)。69~88年、「赤旗」記者。72~73年、平壌特派員。89年からフリーランスとなる。主な著書に『朝鮮戦争-金日成とマッカーサーの陰謀』(文春文庫)『北朝鮮に消えた友と私の物語』(文芸春秋/大宅壮一ノンフィクション賞受賞)。訳書に『北朝鮮はるかなり』(文芸春秋)他多数
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感想・レビュー

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shiaruvy

3
★4 [2001.04.10 初版] 昨日,射ち込みやがったので仕事の合間に忙ぎ再読。 後輩くんから「なぜ習近平は北を止めさせられなかったのか?」と訊かれたので「来年3月まではまだ胡錦濤体制。まだ習くんは名前だけだよ〜」と優しく応えてあげた。(-_☆) 2012/12/13

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