内容説明
風のように爽やかな幸田文、魅力の英雄・周恩来、ぼけた妻に悩まされる谷川徹三、超変人の木下恵介、黒沢明…そして無名の素晴らしい人たち。何気ない日常にキラリと光る、人間模様の数々を柔らかなユーモアで生き生きと描いた、心温まるエッセイ集。『にんげん蚤の市』に続く、爽快交友録「にんげん」シリーズ第二弾。
目次
四十三年目のウェディングドレス
オッパイ讃歌
おへそ
ひとこと多い
馬よ
梅原龍三郎と周恩来
風の出会い
午前十時三十分
ウー、うまい
きのうの「人間」きょうの「人」〔ほか〕
著者等紹介
高峰秀子[タカミネヒデコ]
大正13(1924)年北海道生まれ。5歳のとき「子役」として映画界にデビュー。その後、「二十四の瞳」「浮雲」「名もなく貧しく美しく」など多数の映画に出演
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