文春文庫
ドキュメント東京電力―福島原発誕生の内幕

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167356156
  • NDC分類 540.921
  • Cコード C0136

内容説明

GHQに解体された電力事業は、官僚組織との激しい主導権争いの末、再国有化を免れ、巨大企業・東京電力が生まれる。その暗闘の駆け引き材料とされたのが、原子力発電。福島原発も議論、検討もなおざりのまま建設が進められた。誕生からの東電の姿を、当事者への取材を交えて丹念に追った名作ノンフィクション。待望の復刊。

目次

はじめに―なぜ福島原発事故は起きたのか
第1部 電力の栄光(老将たちの危惧;巨大化しすぎた恐竜;電力国管化の背景 ほか)
第2部 通商産業省の賭け(資源エネルギー庁の誕生;原子力界の陰の首領;オイル・ショックの打撃 ほか)
第3部 誰がエネルギーを制するか(原発推進のPR戦略;ローカル・エネルギー・システム;メジャーと石炭の関係 ほか)

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
昭和9(1934)年、滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒。岩波映画、テレビ東京を経て、活字と放送の両メディアで活躍中。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。