内容説明
赤字で身売り寸前の病院の院長が自らトイレ掃除をしたら黒字になった話。『リストラ除けつながりネクタイ』を売り出した観光協会の発想。「会社を訪ねたらそこの社員食堂でご馳走になりなさい」と後輩に教える銀行マンのネライ。人類は恐竜のオシッコをのんでいると唱える、高校の先生の話など、一読三嘆興味津津の実話が満載。
目次
豊かな心で(愚直にいけば;意表をつく発想 ほか)
海のかなたでは(ビッグな違い;昔はよかった)
人との出会い(思いがけない話;今昔起源ものがたり)
地球のふところで(不思議なリサイクル;生きものへのまなざし ほか)
著者等紹介
上前淳一郎[ウエマエジュンイチロウ]
昭和9(1934)年、岐阜県生まれ。34年東京外国語大学英米科を卒業し同年朝日新聞社に入社。通信部、社会部記者を経て、41年に退社後は評論家として幅広い執筆活動を続けている。52年、「太平洋の生還者」で第8回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
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