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文春文庫
立花隆のすべて〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167217778
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

内容説明

現代の「知」の巨人・立花隆の全貌にここまで迫った本はない。下巻では、仕事を離れた趣味人としての立花隆を紹介。さらに代表的著作を、その道のプロの眼で解説する。家庭での姿を彷彿とさせる、幻の「たちばなしんぶん」には抱腹絶倒。金字塔「田中角栄研究」に至るまでの月刊誌特集記事傑作選も収録。これであなたも立花通。

目次

第5章 立花隆を読む(エコロジー的思考のすすめ(池沢夏樹)
中核VS革マル(久田恵)
田中角栄研究全記録(堀田力) ほか)
第6章 幻の『たちばなしんぶん』(妹尾河童)
第7章 金字塔「田中角栄研究」に至る才能の萌芽・月刊誌特集記事傑作選(60年安保英雄の栄光と悲惨;東大ゲバルト壁語録;この果てしなき断絶 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

21
上巻につづき下巻。 今回もかなり内容の濃い一冊だった。膨大な情報量をふくんでいるのに、読みやすく、印象に残る。しっかりと読書経験として読者に残る筆力は見事。 各界の著名人による著作と著者の紹介記事やプライベートの海外別荘など、興味深い内容も多い。しかし、氏による雑誌の特集記事が非常に濃い。学生運動から毛沢東、共産党の指導者からチェスの世界戦まで、どれも読み応えのあるものばかり。やはりこの人が興味を持つ人物や出来事は、どれも突き抜けている。 印象に残るひとつの単語。耽るという言葉への渇望。 「耽読」2015/07/30

shiaruvy

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