文春文庫<br> 好きよ

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文春文庫
好きよ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 463p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167203139
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「好きよ」―たった一言を遺して同僚の愛果がビルから飛び降りた。死んだはずの愛果の影を感じる董の前に伊勢崎という男が現われる。伊勢崎の周囲で起こる奇怪な出来事の数々―時空が歪み、記憶も操られる中、董子の故郷、真湯島と東京をつなぐ恐るべき企みが明らかに。予想を遙かに超える衝撃のラスト。

著者等紹介

柴田よしき[シバタヨシキ]
昭和34(1959)年、東京生まれ。青山学院大学卒業。平成7年、女性刑事村上緑子が主人公の長篇「RIKO―女神の永遠」で第15回横溝正史賞を受賞。新警察小説としても、性愛小説、恋愛小説としても絶賛を浴び、衝撃のデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

29
うわっ!!タイトルから想像するものと、全く違う作品でした…。予想も出来ない展開でした!「好きよ」と一言だけ残してビルから飛び降りた…。彼女の死の真相は?何故彼女は自殺をしたのか…ってことでミステリーの方向に進んで行くのかと思ったら…。段々と怪しい雰囲気に包まれて…いろんな話がウジャウジャ出てきて…これ、オカルトかホラーでしょ!!えーーーっ!そっちに話が展開されていくの〜!驚きました…。強引なもっていき方って感じはありますが…話が話なので、そこは仕方ないところなのかな…。いやぁ〜ある意味すごい話でした…。2013/08/29

coco夏ko10角

23
タイトルが『好きよ』で文春の柴田さんだから恋愛ミステリだと思って手にしたから読んでびっくり。内容紹介に「予想を遙かに超える衝撃のラスト。」とあるけど、ほんとその通り。最初の方でホラーかファンタジーなのはなんとなく分かったけど、まさかな展開。2021/05/05

あぶらや

18
これはタイトルから想像出来ない展開。とは言え裏表紙に書かれていたコマーシャル文には「予想を遥かに越える衝撃のラスト」とあったので読む気になったのだが。 瀬戸内海の真湯島(実はかつては繭島)の伝説を軸に行きもつけぬ展開の物語が走り出す。 たっぷりと堪能しました。 ちなみにこの作家は初読みでしたが、以前漫画雑誌で名前を見たような。勘違いかな?2019/10/24

007

16
読みやすく途中までどんな展開になるんだろうと期待出来そうな感じで読み進んでいた。が後半があまり好みではない。ちょっとオカルトというか非現実的な内容になりすぎたかなぁ。でも閉鎖的な島のタブーな話は結構好き。2015/04/15

Tidu Koba

5
なんとも不思議な小説。まるでミステリのように始まるのに、どんどん怪しい方向に向かうのに、どこ向かっているかわからない!ぞっとするシーンも多く かといってホラーでもない。一体なんなんだのこの小説は!説明不能!2016/06/12

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