内容説明
滾る・猛る・ガルる、これが男の原点だ！最近めっきり衰えてきた身体に、一流スポーツ選手ご推奨のニンニク注射を打ってもらいにいく。果たしてショージ君は再び滾ることが出来るのか！？温泉の入り方から散歩の極意、「ごく自然に」酒を飲む方法、丸かじりのすすめまで、ショージ君が本当によく効く健康法を伝授します。
目次
はじめに 男は黙ってニンニク注射
１ これは効きます！（「健康」フリーク；頭の銷夏法 ほか）
２ 食事養生訓を伝授！（酒は涙か溜息か；食通の鑑！食事の前にスポーツを ほか）
３ 僕はがんばった！（非喫煙ビギナーの弁；大公開！“ぼくの実力” ほか）
著者等紹介
東海林さだお［ショウジサダオ］
本名庄司禎雄。昭和１２（１９３７）年東京生れ。早稲田大学露文科中退。４５年第１６回文藝春秋漫画賞、平成７年第１１回講談社エッセイ賞受賞。９年、漫画とエッセイ両分野の活躍により第４５回菊池寛賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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アルプスの空♪
14
ショージ君に 一時期はまった時がある。家から外には持ち出し禁止本でもある。 爆笑、哀愁、そうよそうなのよ・・・と思わず親近感をあおる語り口は、何時読んでもおもしろい！！年齢的に健康とかあちら方面(#^.^#)とかの話題を集めた本になっている。名コンビ椎名さんとの掛け合いもいいなぁ～(*^。^*)2010/10/08
かんたろー
6
東海林さんのエッセイは高校・大学のころ好きでよく読んでいたので、久しぶりに読んでみたくなり手に取ってみた。驚いたことに当時読んだエッセイが収録されていたので確認したところ、どうやら養生訓をテーマにした選集のようでした。久しぶりに読む東海林さんは、相変わらず世間を見る目が確かでした。2016/03/28
いわて
3
ダヴィンチのインタビューを読み購入。「白湯の力」が最高...！そういえば角田光代さんもこのエッセイを絶賛してたらしい。「夏の猫の朝のアクビ」もすんごいうなずいてしまった！東海林さだおさんどんな人か調べてみたら西荻在住とのこと(ものすごく納得)。閉店した真砂も行ってみたかったなぁ。2015/09/21
mawaji
3
東海林さだおのエッセイは文庫本になったら必ず買っていて、これも2009年に購入したレシートが挟んであったのですがいつの間にか本棚の奥に埋もれていたのを発見し都内へ出た車中で読みました。健康に関するオムニバスのようで既読のものもあったかもしれませんがショージ君は何度読んでもおもしろいのだ。電車の舟こぎに対する考察、「禿頭考」、「非喫煙ビギナーの弁」が特に興味深し。70年代、著者が30代の頃の文章も紛れ込んでいてけっこうお宝かも。大学院生の頃、実験の合間によく行っていた「まつや」でまた一杯やりたいものです。2013/11/12
ハラセジ
2
新作と思いきや過去の健康にまつわるエピソードを編集した「傑作選」みたいな一冊だった。「あぁ、これ読んだなぁ」と思うけど、面白いから何だかんだと楽しく読み終えました。2023/01/06
