内容説明
丑の日のうなぎに対抗して、どじょう丼を支援するべく浅草の老舗にのりこんだショージ君が見たメニューには…。他に、おじさんの歯にニラがはさまってニラプラになる「ニラの怨念」、空港の税関申告より難しいコーヒーの注文にトライする「おじさん“スタバデビュー”す」など読み出したら止まらない35篇。
目次
ネギの位置
どじょう丼をどうじょ
一人生ビール
O‐bento発売
真夏のバーベキューは
カレー魔現る
ニラの怨念
おじさん“スタバデビュー”す
五色納豆の混迷
好きです、さつまいも君〔ほか〕
著者等紹介
東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年、漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
48
このシリーズはハマりますね^^ 今回は「おじさん”スタバデビュー”」、「構造改革は料理界にも」「懐かしの喫茶店」「プリッツの響き」がお気に入り。東海林本は、数冊掛け持ち読書のいわゆる中継ぎですね。2015/03/25
くまくま
17
「おじさん"スタバデビュー"す」注文するときのドギマギ感、スタバ不得手な私にはよくわかる~!カスタムできる人を尊敬してますもの。あとは「おごられ酒はつらいよ」も共感。気を遣ってしまうから、心からお酒と料理を楽しめない感じがしちゃう(^^;北海道弁でいうところの「あずましくない」ってことだなぁ。2017/03/17
ゆうき
9
東海林さん好きだなぁ。このバカバカしさが楽しい✨数の子のプチプチについて熱く語ったり、串を見たら差したくなったり。でも大きく頷きたくなるのが不思議。このシリーズ読みたくてBOOK・OFFで探しちゃった☺2021/09/06
アズル
7
解説の田崎さん考案の塩辛のパスタ、作ってみました。おいしかったです。塩辛が火を通すとかたくなるので注意です。納豆にカレー、いいのでしょうか?(笑) 2013/08/21
mawaji
5
「一人生ビール」に出てくる神保町のビアホール「L」はランチョンのことかと思われます。学生時代からその存在は知ってますが日曜祝日が定休日なので未だに行けないままなのがザンネンです。スタバとかの砂糖やかき混ぜ棒が置いてあるところをコンディメントバーっていうの、知らなかったよ。五色納豆ってその昔六本木のわかばという居酒屋(?)で初めて食べた記憶あり。今もあるのでしょうか。バウムクーヘンは切り身になった中心部分からその年輪の層一枚一枚を剥がしながら食べたものです。今でも目の前にあったらそうして食べることでしょう。2016/04/30