文春新書<br> 平成の東京12の貌

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文春新書
平成の東京12の貌

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  • サイズ 新書判/ページ数 317p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166612031
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

街が変われば人も変わる。急増する外国人、社会に不寛容な高齢者、子供を虐待する親……。現代の東京人の姿を十二人の筆者が描く。平成31年は、天皇陛下が退位して皇太子が新天皇に即位し、5月からは新しい元号になります。また、翌年には2回目の東京五輪が開催されます。一回目の東京五輪は昭和39年に開催され、それを契機に昭和後半の日本は高度経済成長の波に乗り、経済大国の道を突き進みました。しかし、平成に入ると、バブルが崩壊し、政治や社会の様々な歪みが顕著となってきました。この間、日本の首都・東京はどのように変貌を遂げたのか。

本書は、月刊『文藝春秋』で連載した「50年後の『ずばり東京』」から、主に東京に住む人々の暮らしや意識の変遷を描いた12本の記事を選んで収録しました。毎回違うノンフィクション作家が自身で取材するテーマや街を選び、リレー形式で執筆したもので、昭和と平成という二つの時代を筆者が行き来するルポルタージュです。



〈本書の内容〉

ゴジラとタワーマンション ?山文彦

保育園反対を叫ぶ人たち 森健

虐待と向き合う児相の葛藤 稲泉連

東大を女子が敬遠する理由 松本博文

「ラジオ深夜便」のある生活 樽谷哲也

エリートが集う「リトル・インド」佐々木実

はとバスは進化し続ける 小林百合子

八丈島の漁師と青梅の猟師 服部文祥

いまどき女子は神社を目指す 野村進

新3K職場を支えるフィリピン人 西所正道

将棋の聖地に通う男たちの青春 北野新太

貨物専用「JR隅田川駅」のいま 長田昭二

文藝春秋編[ブンゲイシュンジュウヘン]
著・文・その他

内容説明

昭和から平成にかけて東京の街は大きく変貌した。街が生まれ変われば人も変わる。この50年間で東京人たちの意識や生活はどのように変化したのか。気鋭のノンフィクション作家らが描く東京の人々にまつわる12の物語。

目次

ゴジラとタワーマンション―超高層化が進んだ街ではゴジラも小さく見える(高山文彦)
保育園反対を叫ぶ人たち―待機児童は増え、住民は不寛容になった(森健)
虐待と向き合う児相の葛藤―親と社会の板ばさみになる職員たち(稲泉連)
東大を女子が敬遠する理由―地方出身女子の志望者が圧倒的に少ない(松本博文)
「ラジオ深夜便」のある生活―東京の夜空の下で毎夜聴いている人がいる(樽谷哲也)
エリートが集う「リトル・インド」―今世紀に急増したインド人IT技術者たち(佐々木実)
はとバスは進化し続ける―時代とともに新たな人気コースを作り出す(小林百合子)
八丈島の漁師と青梅の猟師―東京の南端と北端には野性の時空間が残る(服部文祥)
いまどき女子は神社を目指す―なぜ「目に見えないもの」にすがるのか(野村進)
新3K職場を支えるフィリピン人―家事・看護・介護。高齢化社会の新たな労働力(西所正道)
将棋の聖地に通う男たちの青春―今日もこの地で勝者と敗者が生まれている(北野新太)
JR貨物「隅田川駅」のいま―乗客なき路線がなぜ今も生き残っているのか(長田昭二)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

s-kozy

47
月刊「文藝春秋」に2016年8月号〜2019年1月号での「50年後の『ずばり東京』」という連載から、主に東京に住むの人々の暮らしや意識の変遷を描いた12本を選んで加筆修正し、再編集されたもの。この連載のタイトルは昭和38(1963)年から翌年にかけて開高健が「週刊朝日」に連載したルポルタージュ「ずばり東京」を受けている。タワーマンションとシン・ゴジラ、保育園反対を訴える人々、東大女子、西葛西のリトル・インド、はとバス、八丈島の漁師と青梅の猟師、千駄ヶ谷と将棋会館等のテーマの数々。なかなか面白かったですよ。2019/05/14

たか

5
個人的には神社、はとバス、東大女子、ラジオ深夜便あたりが興味深い.2019/03/13

Hiroki Nishizumi

4
書籍というより雑誌っぽい内容。様々な切り口で平成の日常を語る。同時代人ゆえか、そうだよな、そうだろうな、といった印象が多かった。2019/04/01

anken99

2
中学生の時に迎えた平成も終わってしまい、気づけば令和も4年。昭和、平成、令和と移り行くなかで、令和の東京の市井の風景をクローズアップしたノンフィクション作品が12編。ノンフィクション作家12人が、それぞれの視点から見つめていくもので、それぞれのテーマ選びも面白かった。印象に残ったのは、フィリピンからの出稼ぎの話かな。フィリピン人は英語も話せて、よく言えば能天気。それが「新3K職場」に欠かせないとか。西葛西のITインド人たちの話もとても印象に残った。知らない話が多く、思わぬ拾い物の一冊。2022/12/13

Koji

2
いろいろな角度から時代の流れを描いた本。なかなか面白かった。2021/03/11

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