文春新書<br> 安売り王一代―私の「ドン・キホーテ」人生

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文春新書
安売り王一代―私の「ドン・キホーテ」人生

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610525
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

26期連続増収増益で三越伊勢丹を抜いたドンキ。驚異の成長の秘訣は波乱万丈の人生で培った「はらわたで考えさせる」教育にあった。

驚異の「26期連続増収増益」ドンキホーテはいかにして生まれたか?
創業以来26年間連続で増収増益という前代未聞の偉業を達成。今年6月期には売上高約6840億円となったドン・キホーテ。創業者の安田隆夫・前会長は、普通の企業人とは異なるユニークな経営哲学の持ち主だ。
若い頃、安田氏は麻雀やパチンコで食いつなぎながら、悶々とした日々を送っていた。29歳の時、ディスカウント店「泥棒市場」を始めるが、商品は売れず、仕入先には騙され、たった1人で思い悩む日々……。
ある晩、遅くまで商品を荷解きしていると、飲み会帰りのサラリーマンが「それ、買える?」と声をかけてきた。よくよく観察していると、深夜にこそ売るチャンスが転がっていることに気づいた。それがドンキ飛躍のカギとなる「夜の市場」の発見だ。
だが、油断すると売り上げはたちまち落ちてしまう。社内管理を強化したが、それでも衰退は止まらない。そこで安田氏は思いきった策に出る。
?@現場にすべて権限を委譲。仕入れから値付けまで現場にやらせ、上は口を出せない。
?A営業目標は各個人に立てさせる。徹底的な成果主義。
大手小売業は司令塔(本部)が徹底的な管理をおこなう「チェーンストアモデル」を採用しているが、これらは完全な逆張りだ。だが、これが大成功する。社内に活気がみなぎり、売り上げも上昇を続けた。
その後もドンキは幾多の困難に見舞われたが、安田氏はそのたびに徹底的に自らを追い込んで苦悶しながら考え続け、「逆張り」の視点で災いを福に転じてきた。本人の言葉でいえば「はらわたで考えなければ、真のブレークスルーは生まれない」。
はらたわで考えるとはどんなことなのか? また、逆張りで勝つための方法論とは?
抜群に面白い波乱万丈の人生物語と、ビジネスの世界に新風を吹き込む独自の経営哲学……こんなにユニークな作品はない。

内容説明

26期連続増収増益という前代未聞の偉業を成し遂げたドン・キホーテ。だが、創業者、安田隆夫の人生はまさに失敗と苦難の連続だった。「逆張り」「権限委譲」「夜の市場」をキーワードにのし上がった男の波乱万丈の一代記!

目次

はじめに 若者よ、「はらわた」を振り絞れ!
第1章 絶対に起業してみせる
第2章 ドン・キホーテ誕生
第3章 禍福はあざなえる縄の如し
第4章 ビジョナリーカンパニーへの挑戦
第5章 不可能を可能にする安田流「逆張り発想法」
終章 波乱万丈のドン・キホーテ人生に感謝

著者等紹介

安田隆夫[ヤスダタカオ]
1949年岐阜県大垣市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、不動産会社に就職するも入社10カ月後に倒産。以降、長い無頼と放浪の時代を過ごす。78年、東京・杉並区にわずか18坪のディスカウントショップ「泥棒市場」を開店。深夜営業でヒットし成功を収めるが、5年で売却し、バッタ屋「リーダー」を設立。これも大きな利益を上げるが、小売業への再参入を決意し、89年に「ドン・キホーテ」1号店を東京・府中に開店。幾多の失敗や苦難を乗り越えながら急成長を続け、96年に株式店頭公開、98年東証2部上場、2000年東証1部上場。2015年6月にドンキホーテホールディングス代表取締役会長兼CEOを退任。現在は、ドン・キホーテグループ創業会長兼最高顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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徒花

312
ディスカウントストア、ドン・キホーテの創業者による自伝。おもしろかった。どのくらいご本人が執筆しているか定かではないけれど、文章に熱量を感じられる。特に私は以前東府中に住んでいたこともあって、あの場所にいまもあるドンキ一号店の話は感慨深い。後半はビジネスパーソン向けの仕事哲学的な話になるが、なかなか安易にはまねできないし、自分で咀嚼するべき部分が多い。個人的に一番残るのは、やはり「はらわた」という言葉。本当に「本気」で仕事をしているのかを問われる一冊。良書2017/09/25

おかむら

41
ドンキ創業者の波乱万丈人生を新書サイズで。すごいアクが強いわ! そして、ちょうど今日ドンキが違法残業で書類送検というニュースが出てある意味タイムリー。んー、パワフルな社長の会社で働くのは私向いてないかもー。ワタミしかりユニクロしかり。2016/01/29

トンちゃん

23
ドン・キホーテ創業者の学生時代から今までを語った1冊。個人的にはとても共感できる反面、12年前くらいにドンキに入社した友人は過労のため半年で退社していたのを思い出して、今は労働環境は是正されたのかと心配に思った。 当時、常に業界の裏を言っていた安田氏の発想は追い詰められて発揮されたど根性から来ているように感じた。 通常の店舗を構えようとしたらドンキは参考にならないかもしれない。けど、その通常の店舗は果たしてお客様に支持される続けるのか。継続できるのかが問題だ。 少々読みにくさはあったが読み応えもあった。2020/10/06

nobor0718

22
年商7千億円のディスカウントストアであるドンキホーテを一代で築き上げた、安田隆夫氏の半生記です。幾多の困難に直面しても、泥臭く「はらわた」を振り絞ってもがき苦しみ、あきらめないことで、ボトルネックを脱し、最後には這い上がっていく、人間としても成長していく様子を、生々しく感じることが出来ました。2016/05/03

だまし売りNo

20
値段の高低と品質の良さは必ずしも一致しない。「値段が高くてもいいものはある」は、消費者の視点が欠けた主張である。「値段の高いものは優れている」は、消費者の視点で物事を見ていない。「値段の高いものは、総じて品質も良く、値段の高い分だけ、より優れた性能を発揮する」は、消費者の視点で物事を捉えられていない。安いからといって、その商品が粗悪であるとは限らない。安いからと言って、その商品が劣ったものであるとも限らない。 2022/05/05

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