出版社内容情報
母が綴った料理書の名著復刻。辰巳浜子の本文はそのままに辰巳芳子が監修。梅仕事から精進料理、冬の鍋ものまでを収めた後篇。
かつて昭和の家庭には必ずこの本があった
母が綴った料理書の名著復刻。辰巳浜子の本文はそのままに辰巳芳子が監修した新装版。
六月の糠味噌漬、梅仕事から八月、庭でのバーベキュー、九月は精進料理、十月、ぼた餅とお萩、十二月の鍋ものまでを収めた新書判後篇。
母娘二代にわたる料理研究家、辰巳浜子・芳子によって甦る、懐かしい家庭料理の数々。いつまでも残したい日本の味、母の味。
内容説明
糠味噌漬、梅仕事、夏のバーベキュー、精進料理、ぼた餅とお萩。母娘二代にわたる料理研究家、辰巳浜子・芳子によって甦る、懐かしい家庭料理の数々。いつまでも残しておきたい日本の味、母の味。
目次
糠味噌漬
梅・梅干
鰹
新じゃがいも・新玉ねぎ
朝茶
豆腐
戸外での食事
トマト
ぶどう
かんぴょう
精進料理
秋の献立
口切りの茶事
鍋もの
著者等紹介
辰巳浜子[タツミハマコ]
料理研究家。1904(明治37)年、東京生まれ。香蘭女学校卒業。1977(昭和52)年逝去。享年73
辰巳芳子[タツミヨシコ]
料理研究家。1924(大正13)年、東京生まれ。聖心女子学院卒業。父の介護を通じてスープ作りに開眼。鎌倉の自宅で「スープの会」を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くろうさぎ
13
一月〜五月に引き続きこちらも読了…。冒頭には糠味噌の床作りが書いてありましたが、そのページを読んでいくだけでも糠床に対する著者の愛が感じられます。私は料理は苦手ですが、著者の日々の料理に対する心構えと丁寧な仕事を垣間見ることで少しずつでも頑張っていこうと思えましたし、料理好きな人ならなおのこと手元に置いておきたい本なのではないでしょうか?糠味噌の床作りは来年のお楽しみとして、十月の「茶の間のお菓子」は美味しい小豆餡を作れるよう精進し、これからの季節を楽しんで再読していこうと思います。2017/09/11