文春新書<br> インターネット・ゲーム依存症―ネトゲからスマホまで

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文春新書
インターネット・ゲーム依存症―ネトゲからスマホまで

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  • サイズ 新書判/ページ数 294p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166609956
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0295

出版社内容情報

覚せい剤並の強い依存性を持つデジタル機器。ゲーム・ネット中毒が脳の神経構造すら変化させる事実を、最新の研究データで報告する。

「負け組の麻薬」に、足を取られないために。

衝撃的な事実が明らかになった――最新の画像解析により、
インターネット依存者の脳内で、覚醒剤など麻薬依存者と同様の
神経ネットワークの乱れが見られたのだ。
スマホの普及で、年齢制限無し、二十四時間営業のカジノ、ゲームセンター、
ストリップ劇場さえ掌の上に出現する時代になった。
デジタル・ヘロインがその本性を表すのは、学業や社会適応に躓いたときだ。足をすべらせたら最後、依存の泥沼にはまる。オンラインゲーム(ネトゲ)だけでなく、軽いスマホアプリでさえ、脳には十分な麻薬効果がある。
国内推定患者五百万人の脳を蝕む「現代の阿片」。
あなたとあなたの大切な存在を守るための、
有効な対策と、チェックリスト付き。

内容説明

最新の画像解析により、衝撃的な事実が明らかになった―インターネット依存者の脳内で、覚醒剤依存者と同様の神経ネットワークの乱れが見られたのだ。二〇一三年、アメリカ精神医学会も診断基準に採用。国内推定患者数五百万人の脳を蝕む「現代の阿片」。日本の対策は遅れている。

目次

プロローグ やはり脳が壊されていた!
第1章 身近に溢れるインターネット・ゲーム依存症
第2章 デジタル・ヘロインの奴隷となって
第3章 二次性発達障害とデジタル認知症
第4章 はまるにはワケがある―依存する側の理由
第5章 蟻地獄の構造―万人がはまる合成麻薬
第6章 ネット、ゲーム依存症を予防する
第7章 ネット、ゲーム依存症を克服する
エピローグ 発達と愛着の課題がリンクするとき

著者等紹介

岡田尊司[オカダタカシ]
1960年香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院にて研究に従事するとともに、パーソナリティ障害や発達障害治療の最前線で活躍。現在、岡田クリニック(大阪府枚方市)院長。山形大学客員教授として、研究者、教員の社会的スキルの改善やメンタルヘルスのケアにも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

68
★★★★★子供にゲームを与えてしまうことで依存症を引き起こし、社会生活を営めなくなることへの警鐘を鳴らしている。社会全体での取り組みも大切だと感じた。依存症になってしまった子への対処法も書かれてはいるが、専門性に乏しい一般の親だけで対処するには、段階に応じたさらなる具体的な説明がほしい。また、子どもに無関心になりがちな父親をどうやって子どもの安全基地にすればよいのか。そもそも、父親の家庭での役割がしっかりしていれば、子どもは依存症にならないのではないか。親である人・親になる人にはぜひ読んでほしい。2016/11/24

佐島楓

44
一時期「ゲーム脳」という言葉が流行ったのを覚えていらっしゃるだろうか。ネットやスマホのゲームには、脳内麻薬と同じ物質を分泌させる要素があるのだという。この本に書いてあるケースには大変重大な問題を引き起こしているものが多く、社会的なテーマとして取り組んでいく必要性があると感じた。元ゲーマーとして、読んでよかった。2015/03/21

つきかげ🌙

34
先日、WHOで「ゲーム依存症」が定義されニュースにもなりましたが、本書は3年前からゲーム(特にインターネット・ゲーム)に対する警鐘をならしていました。本書についていろいろ異論もあるようですが、依存者に対し、家族も巻き込んで治療を行っていく姿勢に好感を感じました。中国・韓国では国家的にインターネット・ゲームに対する対策を行っているようです。日本でもなんらかの形で対策がはじまる事を望みます。2018/01/15

よこしま

33
身近な人にスマホのオンラインゲームで歯止めを掛けても止められない方がいたので、『甘えの構造』を併せ読んでみました。◆ドパーミン。著者いわく覚醒剤以上にドパーミンを放出して、ゲーム外では空虚感だと。確かに挨拶や謝罪をしても気持ちが入っておらず。親類の葬儀が終わったらゲームしようとしてる時点で。◆適応障害。この依存症の手前には何かあると。先ずは背景から処置しないと。154頁に5つのタイプが掲載。当人は情緒不安定型かと。◆中国・韓国では国家的に対策を取ってるのに、日本は利権で動こうとしない。2015/02/08

カッパ

26
【72】280【評価】◎【概要】国民病になる可能性もあるインタネットゲーム依存症の怖さを根拠を基に論じ切る。予防や治療についても書かれている【感想】スマホを触る時間を減らそうと固く決意した。もともと依存体質だから逃げ癖が身についていることがわかった。脳が覚醒剤を使ったのと同じ状態になる。そう皆が知り国家が対策をする頃には手遅れになってなければ良いが。2017/02/24

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