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文春新書
サイバー・テロ日米vs.中国

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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608782
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0230

出版社内容情報

イラクがシリアのレーダーを機能不全に。日本の国会議員のパスワードが流出。各国を脅かすサイバー攻撃の実態を専門家が解説する。

内容説明

いまやサイバースペースは、陸、海、空、宇宙に次ぐ第五の戦闘空間になったといわれる。事実、日米と中国、台湾と中国、韓国と北朝鮮などの間で攻撃が激化しているのだ。日本は「サイバー戦争」時代の勝者となれるのか。

目次

序章 雲の中の攻撃者
第1章 未来の戦争としてのサイバー攻撃
第2章 アメリカにおけるサイバーセキュリティ
第3章 中国におけるサイバーセキュリティ
第4章 地球規模のサイバー防衛
第5章 民兵と傭兵の時代
第6章 日本のサイバーセキュリティとインテリジェンス機関
第7章 サイバー攻撃シミュレーション

著者等紹介

土屋大洋[ツチヤモトヒロ]
1970(昭和45)年東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、99年同大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)主任研究員などを経て2011年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。同大学グローバルセキュリティ研究所(G‐SEC)副所長。09年8月から政府の情報セキュリティ政策会議有識者構成員を兼任。専門は国際関係論、情報社会論、公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

53
繰り返し説明している感じが気になったがサイバー空間には危険が多いと感じた。2013/10/11

佐島楓

46
サイバー攻撃と聞いても、どこか遠い話のように思っていたけれど、インフラに関わる対象に攻撃を受ければ即人間の生活、果ては人命にかかわる。日本はこの分野に甘い部分が多々あるように思う。あと題名に難ありで、日米が相対しているのは中国だけに限らない。2015/12/18

スカイバニラ

5
2012年刊。近年の日米中のサイバーセキュリティ(サイバー攻撃及びサイバー防衛からなるサイバー安全保障)の動向についてわかりやすく書かれた本。日本も結構早い段階からサイバーセキュリティに着手していたという事を本書で知ることが出来ました。2012/10/20

モモのすけ

4
「RMAを経た現代の軍隊は、情報通信ネットワークなしでは動くことができない」「そもそも日本の自衛隊はサイバー攻撃から国民を守ることができない」「サイバーエスピオナージは『史上最大の富の移転』」2012/09/29

まりも

3
一番恐ろしいパターンは、イランの核施設を攻撃したイスラエルのケース。通常兵器使用の前にサイバー攻撃で敵の動きを封じる。これでイランは反撃できなかった。このパターンが次の戦争では多用されるだろう。日本も負けずにサイバー部隊を準備すべし2012/10/01

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