文春新書
小沢一郎50の謎を解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166607570
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「金が権力を生み、権力が金を生む」、「秘書は家畜」……。田中角栄番を皮切りに取材歴30年の政治記者が、小沢氏の正体を徹底解剖。

内容説明

議員会館事務所の一番奥のコーナーには布に覆われた金庫が置かれていた。小沢は自らダイヤルを合わせるとカネを取り出した―。これは筆者が目撃した小沢氏の若き日の姿である。三十年に及ぶ膨大な取材データを基に「剛腕」を解剖した「小沢一郎研究」の決定版。

目次

1 金庫のある部屋(電撃辞任の内幕と政界大再編「シナリオ」;検察との「最終戦争」はどうなる? ほか)
2 数の論理(「勝利の方程式」の手がかり;「チルドレン膨張」に潜む野望とは? ほか)
3 猜疑心(側近はなぜ切られるのか?;官邸を震撼させる「飛び込み」 ほか)
4 豹変(アメリカ嫌いは本当か?;中国接近に展望はあるか? ほか)
5 憎しみと愛(田中角栄を超えたか?;竹下元首相を「竹さん」呼ばわり ほか)

著者等紹介

後藤謙次[ゴトウケンジ]
1949年東京都出身。1973年早稲田大学法学部卒業。同年共同通信社入社。共同通信政治部において、自民党クラブキャップ、首相官邸クラブキャップ、政治部長、論説副委員長、編集局長を歴任。2007年12月からTBS『NEWS23』においてキャスター、2009年3月より、TBS『総力報道!THE NEWS』のアンカーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雨巫女

9
代表選は、菅総理の再選になりました。小沢さんは、今後どうなるか。どうするのか。気になります。2010/09/15

andhyphen

2
小沢一郎というひとがどれだけ知られていないか(開かないか)ってのはわかった。これだけ長く政治の表舞台にいるのにも関わらず。2010/07/25

みほこ

1
小沢一郎氏といえば外面では笑顔を見せる一方、心の中では真逆のことを考えていそうなまさしく政治家の中の政治家といった印象がある。本書はそんな小沢氏の人間性や状況、氏を取り巻く人間関係、関わりある政策など50に別れて書かれている。近頃ではメディアの露出が減った氏だが、氏だからこそ出来る政界の変化をまたもたらしてほしいと思った。2015/10/30

ceskepivo

1
「あれだけ『国策捜査』と口を極めて検察批判をした小沢が、『検察の公正な捜査』に寄りかかる」(29頁)、「最初に決断、結論を伝え、相手を全面的に信頼するポーズをとる。そう言われてだれも悪い気はしない」(87頁)、「言い訳をしない代わりに説明も一切なし。結局は不信だけが募る」(132頁)。小沢氏が何を目指しているのか謎は深まるばかり。2010/07/11

こうきち

0
意外と公平な書き方だったかな。一部は。2011/06/22

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