文春新書<br> 昭和の名将と愚将

個数:
電子版価格
¥800
  • 電書あり

文春新書
昭和の名将と愚将

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月19日 20時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166606184
  • NDC分類 392.8
  • Cコード C0221

内容説明

責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望…昭和の代表的軍人二十二人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。リーダーたるには何が必要なのか。

目次

名将篇(栗林忠道;石原莞爾と永田鉄山;米内光政と山口多聞;山下奉文と武藤章;伊藤整一と小沢治三郎;宮崎繁三郎と小野寺信;今村均と山本五十六)
愚将篇(服部卓四郎と辻政信;牟田口廉也と瀬島龍三;石川信吾と岡敬純;特攻隊の責任者―大西瀧治郎・冨永恭次・菅原道大)

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年生まれ、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。『週刊文春』『文藝春秋』各編集長、専務取締役を歴任。作家、歴史探偵

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒。ノンフィクション作家。昭和史研究で2004年に菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nnpusnsn1945

51
半藤さんの訃報を聞き急遽手に取った。当時の軍上層部関係者の話は今となっては聞けない者ばかりである。今村均のインドネシア統治(統治後半から引き締め政策を始めた)や、服部卓四郎が前線に出ていない(一号作戦で歩兵第65連隊長として直々に指揮している)等所々疑問点はあるが、人物評としては半藤、保阪両者とも手堅い評価を下しているのでおすすめ。ネットのいたずらな賛美よりは確実なものである。有能かつ冷静な日本の軍人は残念ながら主流とはならなかった。控えめに行っても役に立たない人間が中央に居座ってしまうのが皮肉である。2021/01/14

カブトムシ

27
「責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望……昭和の代表的軍人22人を爼上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。リーダーたるには何が必要なのか。」(まえがきより)「硫黄島からの手紙」という映画が先行して上映され、その後になされた対談形式の書物である。映画を作ったのは、クリント・イーストウッドという名優。日本人の俳優は、渡辺謙、二宮和也さんなどと記憶している。

北本 亜嵐

26
半藤一利氏と保阪正康氏の対談形式による、昭和の代表的軍人22人の評価を下した本。リーダーシップ、戦略の有無や知性に人望、責任感を通して「名将」「愚将」の結論を出している。名将たちの潔さに納得する反面、愚将たちの「世渡り上手」には呆れるしかない。特に第8章に登場する服部卓四郎と辻政信の項はそれを通り越して人としてどうなのか?と思った。軍人に詳しくない人も安心して読める一冊。2015/08/04

高橋 橘苑

21
特に異論は無いが、未だに石原莞爾に関しては二人の意見に納得できない。昭和史に詳しい両人の高い評価に、いつも釈然としないでいる。もし、石原が権勢ある地位にいたら、軍部の暴走は無かっただろうか。五族協和など本気で成就できたと考えていたのだろうか。勿論、石原の2・26事件での凛とした行動には敬意を払うが、知識不足もあり、個人的にはグレーな気分になる。あと特攻に関して、自分も少しばかり遺書を読んだ事があるが、滂沱と涙して、全くページが進まなかった記憶がある。保阪氏と同じく、簡単には総括しきれない感情が残っている。2015/03/06

pengin

15
面白かった。太平洋戦争で負けた原因は、情報量もさることながら、ここに出てきた愚将たちが、部下の命を軽んじていることに尽きると思った。そして、戦後のうのうと生きている牟田口などは、許せないと改めて思った。2022/01/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/576332
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。