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文春新書
美術の核心

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  • サイズ 新書判/ページ数 169p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166606146
  • NDC分類 704
  • Cコード C0271

出版社内容情報

「日本人はなぜ印象派が好きなのか?」から「よくわからない現代アート」まで、美術オンチを今日から返上!千住学長の特別講義開講!

内容説明

芸術に関心がある人はごく一部。大多数は美術オンチといわれる日本人。その汚名をこの一冊で返上。芸術は本当は面白い!もの。学校では教えてくれない美術の本質がここにある。

目次

クールジャパン―逆輸入されたわかり易さ
浮世絵―包み紙に驚いたモネ、マネ
ポップアート―ヨーロッパへの反抗
印象派―「何だ、こんなの印象だけじゃないか」
縄文―うずまきの秘密
銘―なぜ工芸品に名を付けるのか
初期ルネッサンス―「ラ・プリマヴェーラ」から「ヴィーナスの誕生」へ
盛期ルネッサンス―赤い衣をまとう人間
水墨画―「景色の気」
仏像―仏像は仏教を超える
伊能図―科学と芸術が融合した傑作
バルビゾン派―バルビゾン派がなかったら、世界は違っていたかもしれない
マンガ―「鳥獣人物戯画」「北斎漫画」「火の鳥」
デザイン―芸術とは自分のイメージを他者に伝えようとする心
庭園―「在家市中ながらも山林深谷へ入りたるやうに作りなすべし」
襖絵―狩野永徳のバーチャルリアリティー
遠近法―いかにその呪縛から逃れるか
コンテンポラリーアート(1)―よくわからないコンテンポラリーアートのわかり方
コンテンポラリーアート(2)―「美とは、決して目で見るものではない」
印象派その後―日本人ははぜ印象派が好きなのか

美術館―マルセル・デュシャンの「便器」
紅白梅図の謎―光琳の声
日本画―なぜ、私は日本画を描き続けるのか

著者等紹介

千住博[センジュヒロシ]
日本画家。1958年、東京生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、同大学院博士課程修了。1995年、ヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人初の絵画部門での優秀賞を受賞。2000年、河北倫明賞受賞。2002年、MOA岡田茂吉賞大賞受賞。大徳寺聚光院別院襖絵、フィラデルフィア松風荘襖絵なども手がける。現在、京都造形芸術大学学長。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。