出版社内容情報
至宝の評論家がミステリー、サスペンス、冒険ものはもとよりコメディ等からも幅広く選んだ面白映画決定版。DVD・ビデオ情報付。
内容説明
好評既刊『外国映画ぼくの500本』『日本映画ぼくの300本』の姉妹篇。ミステリー、サスペンス、冒険ものはもとよりコメディ等からも、採点にこだわらず幅広く選出。
目次
1 作品ガイド篇
2 ぼくのハラハラドキドキ洋画小史(ハラドキ映画の始まり;二〇年代、怪奇恐怖映画の流行;本格ミステリーと災害スペクタクルの三〇年代;四〇年代、スリラーとハードボイルド登場;五〇年代、地球侵略もの続出;怪奇恐怖が色彩化した六〇年代;七〇年代はオカルト恐怖;八〇年代、地上も宇宙も冒険アクション;そしてクラシック再生の時代へ)
著者等紹介
双葉十三郎[フタバジュウザブロウ]
1910年東京生れ。東大経済学部卒業後、住友本社に入社、エリートコースを歩むも映画への想い断ちがたく終戦直後に退社。映画評論家として独立。2001年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
meditation
2
同じ著者の「外国映画 ぼくの500本」と一緒に古書で買いもとめました。いやあ、パラ読みしてるだけで、じつに楽しい。観たい映画だらけで目移りしちゃうよ――。ここまで娯楽映画をまめに観ていた評論家は希少だと思います。2023/09/27
ギルヲ
1
『魔鬼雨』みたいなキワものや『ジャグラー ニューヨーク25時』のような今では話題に上らない映画もここに採用してるのはさすが。知らない映画も多いく、映画ファンなら必読。2017/12/02
fuku
1
タクシードライバーは大好き2014/07/06
Gen Kato
1
双葉先生の名ガイド。名作とはちょっと離れた作品も入っていて面白いです。2013/11/12
shushu
1
60年代までの映画の中には、作品を知らないどころか出演者も監督も「これ誰?」状態の映画まで載っている。映画見始めの頃はDVDどころかビデオもなく本や雑誌でしか映画に触れることができないため、かなりの映画雑誌、本を読んでいたはずなんだけど。うーむ、この世は「忘れ去られた」映画や役者に溢れている、ってか?ちょっと怖いかも。2011/11/16