内容説明
二一世紀の経済で中心的な役割を果たすとされながら、高度な数学や難解な用語が飛びかい、多くの読者がとまどって敬遠している金融工学。本書は、予備知識がゼロでも理解できるよう、数式を用いず、多くのエピソードをまじえながら、「やさしく」「面白く」要点を説き明かす。先端金融技術の後進国・日本は、欧米金融機関の草刈り場と言われる。ビジネスマンなら避けて通れぬハイテク金融のポイントを楽しく学べる、画期的な入門書。
目次
第1章 金融工学で金持ちになれるか?
第2章 金融工学のテーマは「リスク」
第3章 分散投資の原理
第4章 「ベータ」投資理論
第5章 先物取引
第6章 オプション
第7章 未来を拓く社会的技術