松本清張全集 〈3〉 ゼロの焦点/Dの複合

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松本清張全集 〈3〉 ゼロの焦点/Dの複合

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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784165090304
  • Cコード C0000

出版社内容情報

ゼロの焦点・Dの複合

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

勝浩1958

4
まあまあかな。2023/10/20

びわっこ

0
最高だ。Dの複合は、なんと文学的な犯罪とかと関係のないはなしだと思っていたら、さもあらず。思い切り出版会社の浜中が、社長や編集長を憎んでのことである。身近に事件の当事者かいてそれに先生が巻き込まれていくという話だ。緯度経度の話でてきて面白い。ゼロの焦点は、結婚したてに相手が行方不明となる話。夫は戦後警察官。パンパン取締り役。その中であるおんなと同棲していた。なんて、結婚した妻は可哀想何だ、巻き込まれて。彼女が可哀想だ。社長夫人が、大きく犯罪にかかわっていた。2014/10/13

koba

0
最近のミステリーに食傷気味で、10代のころに読んだ松本清張の全集から本書を再読する。「点と線」と並ぶ清張の代表作。終戦の混乱期、米兵相手の娼婦など、殺人事件を絡めて当時の世相をあぶりだす。まさに社会派ミステリーの新分野を築いた原点の作品といえる。2014/08/19

te_R9

0
ゼロの焦点のみ読了.ボコボコ死んでいったけど面白い.パンパンって言いすぎと思ったけど小説が書かれたのがそもそも戦後10年程度しか経っていないから仕方ないか.今ではあまり言わなくなった裏日本の感じが良く出ているし,当時の時代背景もわかるし面白い.2014/04/20

りうかん

0
ゼロの焦点は映画から入りました。作者が社会はミステリ作家といわれるわけがなんとなくわかる。新妻を残して行方不明になった夫、行方を捜しに来た妻は金沢での夫の二重生活を知る。犯人は戦後直後の混乱期の恥を知られたくなかったのだ。→恥が殺人の動機になりうるのは日本っぽいなあと。 Dの複合はさりげなさを装った過去の復讐、最後の最後まで伏線が分からないと思ったが、そりゃそうだ、ほぼほぼラストまでヒントがないやん・。。雑誌の紀行文は実は読む人が読めば十分相手の過去の犯罪を示唆するものだったのとか。2023/03/21

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