出版社内容情報
政権交代で常識が変わった!! どうなる景気? どうなる日米関係? 最高の執筆陣による120の直言・予測・大反論。
ついに実現した政権交代。「コンクリートから人へ」をキャッチフレーズに、資源の配分を公共事業から介護や子育てに振り替える民主党政権の政策は、日本社会の仕組みを大きく変えるものです。この変化の先を読むために必要なのは、ネット検索で得られる「知識」ではなく、その背景についての深い理解と現実への応用力を兼ねそなえた「見識」にほかなりません。日本が直面する課題について、100人を超える専門家が処方箋を書き下ろす本書は、見識を養う最適のツール。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
呉藍
6
全体に共通しているメッセージは「もっと関心を持てよ」「他人事だと思うな」ってことだと思う。自分がいかに毎日をなあなあで過ごしているのか気付いてしまう。これから社会に出たとき、そして十年二十年先、これらはもっと身近になっていずれは当事者になっていく。そんなときに他人の名前を持ちだして、その人のせいですから、なんて言い訳はしたくないな。2011/06/17
ケルトリ
3
10年前――2010/1/1時点での世の中のことが書かれていて大変面白い。 『消費税はいつ上がるのか?』(まだ5%だったんだ……) 『八ッ場ダムは治水対策上、意味を持たない』(最近役に立ちましたね) 『巨大地震はいつ起こるのか』(1年3か月後に……) ここでは片方だけ上げたが、ちゃんと肯定派と反対派の考えが両方のっている。当時の世論の様子なども見ることができてとても面白かった。2019/12/18
qwel21
2
2010年の日本の論点をめぐって、様々な執筆者の論考。網羅的にカバーされているので、目次だけでも一読しておきたい。2009/12/22
saeco
1
注意しなきゃいけないのは、書いてあることを鵜呑みにしないこと。新聞デビュー前の準備体操という意味では大いに役に立ちました。2010/01/25
かめせんにん
1
初めて読みました。読みごたえあるわ。賛成反対両面あって読みまくりました。2009/12/20