出版社内容情報
生身の女性に興味を持てず、自宅で様々な植物を育てる男。そんな彼を翻弄しようとする女が現れる。異端者の孤独と快楽を描く意欲作。
内容説明
花と緑を偏愛し、生身の女性と深い関係を築けない、帰国子女の編集者。異端者は幸せになれるのか。幸せにできるのか。
著者等紹介
千早茜[チハヤアカネ]
1979年、北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。2008年、「魚」で第二一回小説すばる新人賞受賞。受賞後『魚神』と改題。09年、『魚神』で第三七回泉鏡花文学賞受賞。13年、『あとかた』で第二〇回島清恋愛文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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