「出る杭」は伸ばせ!―なぜ日本からグーグルは生まれないのか?

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「出る杭」は伸ばせ!―なぜ日本からグーグルは生まれないのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163905754
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

閉塞感の漂う今の日本に必要な人材は「出る杭」だと説く、グーグル日本法人元社長によるビジネスコラム集。ビジネスパーソン必読!グーグル日本法人元社長の辻野晃一郎氏による週刊文春の人気ビジネスコラム連載が待望の単行本化。2年余にわたる連載から56本のコラムを厳選して加筆、さらに50ページもの書下ろしコラムを収録。ソニーからグーグルに移り、その後起業した辻野氏は、大企業、外資系、ベンチャー、メーカー、IT、管理職、企業経営、起業を経験し、ビジネスをあらゆる角度から見てきました。その経験をいかし、グーグル、アマゾンといったグローバル企業の未来、盛田昭夫、イーロン・マスクといったリーダーたちの思考、ソニー、東芝、マクドナルドなど失敗企業の研究、さらにAI、ロボットなどの新技術、フィン・テック、ウーバーといった新ビジネスまで幅広いテーマを独自の視点で分析、解説します。その中で辻野氏が繰り返し説くのは「出る杭」の大切さ。イノベーションは「出る杭」から生まれ、日本が再び元気を取り戻すために必要なのも「出る杭」なのです。自らが「出る杭」になることで仕事も世界も変わります。若い会社員、管理職から経営者に至るまで、コンピューター、ロボットの発達で大きくかわりつつある現在のビジネス環境に不安を持っビジネスマンの今後の指針となる一冊です。

辻野 晃一郎[ツジノ コウイチロウ]

内容説明

もう「いい人」はやめて「出る杭」になろう。大企業、外資系、ベンチャー、メーカー、IT、管理職、企業経営、起業。すべてを経験した著者だからこそ語れる、これから先、生き残るためのビジネス論。

目次

第1章 世界一の「出る杭」企業、グーグルが見る未来(テクノロジーの進化は福音か災いか;「シンギュラリティ」のその先の世界 ほか)
第2章 私が出会った「出る杭」なリーダーたち(ローカルこそがグローバルだ;「史上最強のイエスマン」の早すぎる死 ほか)
第3章 「出る杭」がいない組織は衰退する(東京スカイツリーは「古い日本人」を象徴している;アルミ製錬産業の悲劇と忘れてはならない教訓 ほか)
第4章 次々に登場する「出る杭」ビジネス(百貨店復活の鍵は「オムニチャネル」にあり;実学主義で志願者数日本一になった近畿大学 ほか)
第5章 「出る杭」企業が世界を変える(アマゾンやアリハバにあって楽天にないもの;あなたの仕事はコンピュータやロボットに奪われる ほか)

著者等紹介

辻野晃一郎[ツジノコウイチロウ]
福岡県生まれ。1984年に慶應義塾大学大学院工学研究科を修了後、ソニーに入社。1988年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、デジタルTV、ホームビデオ、パーソナルオーディオ等の事業責任者やカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年、グーグルに入社し、グーグル日本法人代表取締役社長を務める。2010年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長兼CEOを務める。また、2012年4月より早稲田大学商学学術院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

4
ソニー、グーグルで働いていた筆者によるコラム集。会社の成長を支えるイノベーションは、積極的に場の空気を乱すような生意気な人=出る杭の人から生まれる。過去のしがらみを断ち切れなかったりコモディティ化に気付かず変化できない会社に未来はない。自分がなれないのであれば、せめて出る杭を見極めて育てることが必要である。2017/01/25

まちゃ

1
スカイツリーと戦艦大和の例えに妙に納得。 中長期の計画を立てること事態、もはや時代遅れだ。 変化についていけるかどうか、いや、ついて行く、もしくは先回りしないと勝機はない。2017/06/21

seiji

1
経済の見方が変わります。 まずは、杭になることから始めたい。2017/02/12

Office-INTI

0
ソニー→google→独立という経歴をお持ちの辻野さんが、週刊文春に掲載されていたビジネスコラムを一冊にまとめた本。 コラムの総集編なので各話の統一性は無いが、一貫して訴えられている事は、日本の高度経済成長期の旧来型運営では世界標準となっているIT活用・リーンスタートアップ・水平分業の波に飲まれて消えてなくなるだろうということ。全面的に同意見。日本には大企業病をこじらせた会社が多すぎる。 全体的にSONY時代の経験もあってからか家電関連の話が多くてわかりやすかった。2017/09/21

Nomsan

0
同じ著者のこの本と、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』の2冊をまとめて読んだ。この本の71ページともう一冊の99ページを読んで、私が好きだったVAIOデスクトップと今好きなノートパソコンのASUSの両方が、1998年頃に協力関係で結ばれていたと知って、心震えた!2023/10/11

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