大田舎・東京―都バスから見つけた日本

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大田舎・東京―都バスから見つけた日本

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163905129
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0095

出版社内容情報

オリンピック開催都市・東京はただの大田舎だった!? バスの車窓から見つけた日本の本当の姿とは。小池都知事との対談も収録。

内容説明

まさか、東京を「大都会」だと思っていませんか…?気鋭の社会学者が、地上2.3メートルの“ちょっとだけ上から目線”で綴る、東京=日本論。バスの窓から見つけた、東京の秘密100。小池百合子都知事との対談も収録。

目次

新橋駅前‐渋谷駅前「六本木はまるでスラム街」
東大構内‐上野駅前「東大には今日も病院バスが走る」
東京テレポート前‐中央防波堤「徒歩で立ち入れない湾岸の秘境がある」
新橋駅前‐築地中央市場‐新橋駅前「呪われた場所ばかりを結ぶバス」
東京テレポート駅前‐門前仲町「お台場は今も90年代が続いている」
渋谷駅前‐六本木ヒルズ「六本木にそびえ立つ巨大ショッピングモール」
新宿駅西口‐都庁‐新宿駅西口「副都心は人間にちっとも優しくない」
東京駅丸の内北口‐浅草雷門‐錦糸町駅前「都バスには『夢の下町』行きのバスがある」
大塚駅前‐錦糸町駅前「文京区には高さ142mの巨大区役所がある」
早大正門‐高田馬場駅前「早稲田大学はまるでデパート」〔ほか〕

著者等紹介

古市憲寿[フルイチノリトシ]
1985年東京都生まれ。専攻は社会学。日本学術振興会「育志賞」受賞。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。内閣官房「クールジャパン推進会議」メンバー。朝日新聞「信頼回復と再生のための委員会」社外委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

55
都バスの路線を1路線見開き2ページで紹介しているので、隙間時間に少しずつ読むのに適していました。この本と同じ頃に読んだ速水建朗「東京どこに住む?」よりは、どこに住もうかと悩んでいる人に役立つのではないでしょうか。(東京の東部、北部限定ですが)街の雰囲気が分かり易い。特にほとんど足を踏み入れない北部の街がインド人が多かったり、老若男女が適度に混在している街など面白い。2018/09/07

おかむら

48
バスといえば泉麻人ですが、古市さんも相当なバス好きだったのね。都バス100路線に乗ったエッセイ。1路線2ページで読みやすい。知らなかったけど都バスって東京の東部に偏ってるのな。そして運賃はどの路線も一律210円(1日券は500円)。江戸川区や足立区、あと湾岸のはずれに行くバス楽しそう。次は東京西部のバスにも乗ってほしいな。京王、東急、小田急、西東京バスなど。小池都知事との対談も載ってますが、ここはやはり泉麻人との対談だろうよ!2017/08/24

Emperor

41
一貫してシニカルな視点を持ちつつも、不意打ちのように現れる、「開発」という言葉を悪役にした寂しげでポエティックな文章がどうしようもなく好きだ。古市さん、もっと本書いて。2018/05/27

Tui

34
都バスからの風景にのせて語る東京論。いかにも東京(と聞いて浮かぶ、まさにその東京のイメージ)は、ほんの一部であって、都内を縦横無尽に走る都営バスから眺める東京の姿は、下町や再開発エリアの狭間に残る生活感の濃厚さと、埋め立て地やベイエリアに散らばる生活感の空疎さ、その両極端が混在する、大きな集落なんだと思わされる。東京の中の東京を結ぶ【都01】、徒歩で立ち入れぬ中央防波堤へ行く【波01】、東京の総集編【橋63】、210円で1時間つぶせる【王78】。気になる路線もいろいろ。都バスに乗って、うろうろしたい。2017/10/25

Kei

34
先日、初めて都バスに乗った者からすれば、1路線2ページ、100路線は、わかりやすくて、ナイス!でした。全体の路線図も載せてほしかったですね。2017/10/11

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