ことばおてだまジャグリング

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ことばおてだまジャグリング

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163904443
  • NDC分類 807.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

回文、早口言葉、しりとり、アナグラム……身近な言葉遊びから難易度の高い短歌の技巧まで、日本語の「音」を使って遊びをきわめる!

“ことばあそび”の世界へようこそ!?2009年のデビュー以来、短歌の賞を総なめにしている気鋭の歌人、山田航さんは、実は回文(上から読んでも、下から読んでも同じ文)作りの達人でもありました。回文以外にも、辞書1冊あれば、いえいえ、満員電車で吊り広告を見上げるしかない数分間にも、ことばあそびの入り口は無限に開かれています。そして、アナグラム、パングラム、アクロスティック……と遊びを極めるうち、いつしかことばの超絶技巧の世界へ……。シンプルで奥が深い“ことばあそび”の魅力へいざなうエッセイ。和田ラヂヲさんのシュールなイラストも魅力。

内容説明

ことばを使って、一緒に遊ぼう、一緒に笑おう。回文、早口言葉、しりとり、アナグラム…小学生からプロの歌詠みまで、誰もが楽しめ、誰もが驚く、ワードゲーマー・山田航のマジカルワールド!

目次

辞書を使ってことばの水切り―寂しかった僕は国語辞典というおもちゃを手に入れる
「回文」マスターへの道のり―創りだすのではない、発掘するのだ!
ことばの解体・アナグラム―「ドン・キホーテ」の中の「手ほどき」
難易度最高級・パングラム―打倒!いろは歌の先人たち
創作早口言葉に挑戦しよう!―焦るな、引きずられるな、油断するな
「しりとり」にルールを追加―プロしりとらーは縛りがひとつでは物足りない!
簡単で笑えるスプーナリズム―どうしてこんなに可笑しいの?
アクロバティックな“アクロスティック(折句)”―テレビ欄の縦読みから短歌まで
三段跳びの向こうへ―飛び飛び連想ゲーム―すべての道は「親父のはげ頭」に通じる?
なぞなぞは答えるよりも作ってしまえ!―「答え=実は地球にいたから」のなぞなぞを作るなら
虹のリポグラム―追い込まれた言葉が悲鳴をあげて壊れてゆく
究極の言葉遊びは「短歌」―言葉しかなかった

著者等紹介

山田航[ヤマダワタル]
1983年生まれ。北海道札幌市出身。立命館大学法学部卒業。北海学園大学大学院修士課程在学中。2008年に、歌誌「かばん」に入会。09年、「夏の曲馬団」で角川短歌賞、「樹木を詠むという思想」で現代短歌評論賞を受賞。12年、第一歌集『さよならバグ・チルドレン』で北海道新聞短歌賞、13年、現代歌人協会賞を受賞。同年、早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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