池上彰が世界の知性に聞く どうなっている日本経済、世界の危機

電子版価格
¥1,119
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

池上彰が世界の知性に聞く どうなっている日本経済、世界の危機

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163903941
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ピケティ、トッド、岩井克人ら世界の知性を直撃し、日本経済の失敗の本質を中曽根元総理、今井敬、堤清二ら7人の侍に問う!

なぜ世界で格差は広がっているのか? なぜヨーロッパは危機に瀕しているのか? 日本はどうしたらよいのか? 10のインタビューが導く日本経済への処方箋。

池上彰が聞く――。
1トマ・ピケティさん、
『21世紀の資本』で本当に伝えたかったことは何ですか?

2エマニュエル・トッドさん、
「ドイツ帝国」が世界を破滅させるのですか?

3岩井克人さん、
どうすれば「日本的経営」は復活できますか?

4中曽根康弘さん、
日本経済はどこで間違えたと思いますか?

5小長啓一さん、
オイルショックをどう乗り越えたのですか?

6今井敬さん、
日本の「重厚長大」製造業は復活しますか?

7大場智満さん、
プラザ合意と円高不況はアメリカの罠ですか?

8堤清二さん、
百貨店はなぜ消費者に見捨てられたのですか?

9八城政基さん、
日本の不良債権処理はどこが誤りだったのですか?

10塩川正十郎さん、
国の赤字財政に政治家はどう対処すべきでしたか?

内容説明

10の徹底インタビューで過去に学び、現在を知り、未来の指針を得る!

目次

1 経済のこと、考えてみよう(経済を知ることは、自分を知ること)
2 世界の知性に聞く(経済学者・トマ・ピケティさん、『21世紀の資本』で本当に伝えたかったことは何ですか?;歴史人口学者・エマニュエル・トッドさん、「ドイツ帝国」が世界を破滅させるのですか?;経済学者・岩井克人さん、どうすれば「日本的経営」は復活できますか?)
3 日本経済の歩みを知る(元総理大臣・中曽根康弘さん、日本経済はどこで間違えたと思いますか?;元通商産業事務次官・小長啓一さん、オイルショックをどう乗り越えたのですか?;新日本製鐵名誉会長・今井敬さん、日本の「重厚長大」製造業は復活しますか?;元大蔵省財務官・大場智満さん、プラザ合意と円高不況はアメリカの罠ですか?;元セゾングループ代表・堤清二さん、百貨店はなぜ消費者に見捨てられたのですか?;元新生銀行社長・八城政基さん、日本の不良債権処理はどこが誤りだったのですか?;元財務大臣・塩川正十郎さん、国の赤字財政に政治家はどう対処すべきでしたか?)

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道記者、キャスターを歴任する。94年から11年間、「週刊こどもニュース」でお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年、退職。以後フリージャーナリストとして多方面で活躍中。12年より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

80
現代史の証言者の語りから、私達は何を学び取ることができるのか?それは貴方次第という、池上氏インタビュー集。ピケティが情報分析力を駆使し、資本主義というのは放っておけば必ず格差が広がっていくと論ずる迄、戦後経済は何があったのか?確かに多くの先達から我々は学んでおく必要がある。願わくば、もっと一編一編を長く、かつ、多くの先達のインタビューを読みたかった。月間文春の連載を纏めたものが底版でという生い立ちがあるので仕方なく、かつ、月間文春だからこそ出来たとも言える先達の布陣。続編があればいいですね。2017/09/18

ヒデミン@もも

47
インタビューが、古いものもあり塩爺、堤清二さんのように亡くなられた方も。しかし、日本の経済の中心にいた方々なので、昭和の時代がよく理解できる。冒頭のピケティ氏へのインタビューもわかりやすく質問返ししていて納得。さすが池上さん。中曽根さんへの原発関連の質問も感心。2017/09/01

犬こ

28
ピケティ、中曽根康弘、小長啓一、堤清二、八代政基、塩川正十郎(懐かしい!塩爺)など学者、政治家、企業家にインタビュー。どちらかというと彼らが現役時代の話をしているため、日米貿易摩擦、円高、中東問題・石油危機、プラザ合意、田中角栄、レーガンなどが度々出てきて、昭和の怒濤の時代の変遷が強く印象に残りました。2017/04/16

緋莢

22
経済学者のトマ・ピケティには、『21世紀の資本』で本当に伝えたかったことについて、歴史人口学者のエマニュエル・トッドには、「ドイツ帝国」が世界を破滅させるのか?を、経済学者の岩井克人には、日本的経営の復活方法を。難しいというイメージのある「経済」について、世界の知性と日本経済の歩みを知る人物からのインタビューで解析。過去に学び、現在を知り、未来の指針を得るための10のインタビュー。2016/11/07

中島直人

16
日本の危機を指導者の立場で経験した凄い方達のインタビューがインパクト強し。また、それを引き出す池上さんの力にも感銘あり。2017/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10126398
  • ご注意事項