逢沢りく 〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784163901466
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

逢沢りく、十四歳。美しい彼女は蛇口をひねるように嘘の涙をこぼすことができる。悲しみの意味はわからなくとも――。傑作コミック。

りくは中学生。おしゃれなパパと、カンペキなママ、
「オーラがある」と友だちが憧れる、ちょっと特別な存在。
美しい彼女は、蛇口をひねるように、
嘘の涙をこぼすことができた。悲しみの意味もわからずに――
『きょうの猫村さん』で老若男女の心を鷲掴みにした
ほしよりこの、傑作長編コミック! (上巻)

関西の親戚の家に預けられたりくを襲う
“あたたかな”試練の数々とは?
「い~っやっ! ちょっと! めっちゃくちゃベッピンやないの~っ!」
「あんためっちゃ目立ってるし!」
関西弁ワールドに翻弄され、「私は絶対になじまない」と心に誓うりく。
どうなるりく? そしてママとパパは……?
笑って笑って最後に涙する感動作誕生! (下巻)

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AKIKO-WILL

88
猫村さんがのほほんとしていたからこの逢沢りくはまたかなり感じが違いますね。一癖二癖ありそうな逢沢りくちゃん。両親のそれも母親の影響が強いとりくちゃんみたいになってしまうのか?母親の勝手な意向で関西のおばさんの家に居候する事になるりくちゃん…変わっていくのか?まだまだ分からないですね!2016/02/28

美登利

82
ほぉ、ふぅ、そうくるか。猫村さんの本はちらっと見たことはあったけれど、ほしよりこさん初読みです。私の周りにはりくのような家庭は無いし、実際にあったら嫌なのだけど。少女のりくは強いようで深く傷ついてる。じんと伝わって来るわ。2017/03/01

なゆ

70
初読みのほしよりこさんですが、なんと味わい深い作風と絵のタッチ!パラリと眺めていたら、やめられなくなってしまいました。泣きたい時にすぐ嘘泣きできるりく。14歳なのに冷めた感じで感情が見えない。りくのパパとママが、どうにも自分勝手な感じで、つくづくヘンな家族。それが、りくと小鳥がまさかの大阪に行くことになってからなんか面白くなってきたぞ~。大阪の人達の怒涛の会話の嵐に、りくは耐えられるのか。いつまでこの日々は続くのか。石のようにカチコチなりくの心に、なにか変化は現れるのだろうか~~~。2016/09/26

コットン

65
キョーピーさんのオススメ本。関東のク―ルでオ―ラがある中学生が関西に住む辺りから関西弁の洗礼を受けながらも、私は絶対染まらないとがんばるどこかずれた感じが面白い。関西にきたら、そりゃカルチャ―ギャップあるよね。 2017/09/19

ぶんこ

61
図書館予約から1年以上経って届きましたが、内容に驚きました。なんで予約したのか忘れましたが、切なくなるような辛いお話。潔癖すぎる自然派志向の母親と、真逆の大阪の大おばさん。りくが大おばさんの家族の中で変わってくれる事を願って下巻を楽しみに待ちたいと思います。2017/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8322320
  • ご注意事項