出版社内容情報
ウォーレン委員会の調査スタッフの頭を最後まで悩ませたのは
オズワルドが暗殺の直前に、メキシコシティにおもむき、そこで
ソ連大使館、キューバ大使館の人間と接触していることだった。
「外国政府による陰謀」の可能性を調査するエリア4のコールマンと
スローソンは、キューバ大使館で働く一人の女に注目する。
その女は共産主義者であり、オズワルドと愛人関係にあったという。
一方、CIAとFBIは、メキシコシティでのオズワルドの足どりを
把握しながら、あえてその事実を隠し、証拠を隠滅しようとしていた。
ウォーレン委員会の元スタッフが全面協力。五年の歳月を費やして
元ニューヨーク・タイムズの調査報道記者が暗殺事件を再調査する。
内容説明
ウォーレン委員会の元スタッフが全面協力。五年の歳月を費やして元ニューヨーク・タイムズの調査報道記者が暗殺事件を再調査する。FBIとCIAは何を隠したか?その女を追うな!本書で明らかにされる重大事実。
目次
第3部 ウォーレン報告(報告書執筆へ追い込み;オズワルドと一緒にいたキューバの男;シルビア・オディオの証言;ザプルーダーはいくら儲けたのか?;筆記録を取るのをやめた委員会 ほか)
第4部 報告書発表以降(無視された外交官トーマスの調査;イカれた検事ジム・ギャリソン;機密解除されたCIAメキシコ支部長の回想録;ケネディ暗殺は防ぐことができた)
著者等紹介
シノン,フィリップ[シノン,フィリップ] [Shenon,Philip]
元ニューヨーク・タイムズ記者。ワシントン支局で、国防総省、司法省、国務省などを担当した
村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年、札幌生まれ。早稲田大学文学部卒。海外ミステリの編集者をへて、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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