ケネディ暗殺―ウォーレン委員会50年目の証言〈下〉

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ケネディ暗殺―ウォーレン委員会50年目の証言〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163768908
  • NDC分類 253.073
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ウォーレン委員会の調査スタッフの頭を最後まで悩ませたのは
オズワルドが暗殺の直前に、メキシコシティにおもむき、そこで
ソ連大使館、キューバ大使館の人間と接触していることだった。
「外国政府による陰謀」の可能性を調査するエリア4のコールマンと
スローソンは、キューバ大使館で働く一人の女に注目する。
その女は共産主義者であり、オズワルドと愛人関係にあったという。
一方、CIAとFBIは、メキシコシティでのオズワルドの足どりを
把握しながら、あえてその事実を隠し、証拠を隠滅しようとしていた。



ウォーレン委員会の元スタッフが全面協力。五年の歳月を費やして
元ニューヨーク・タイムズの調査報道記者が暗殺事件を再調査する。

内容説明

ウォーレン委員会の元スタッフが全面協力。五年の歳月を費やして元ニューヨーク・タイムズの調査報道記者が暗殺事件を再調査する。FBIとCIAは何を隠したか?その女を追うな!本書で明らかにされる重大事実。

目次

第3部 ウォーレン報告(報告書執筆へ追い込み;オズワルドと一緒にいたキューバの男;シルビア・オディオの証言;ザプルーダーはいくら儲けたのか?;筆記録を取るのをやめた委員会 ほか)
第4部 報告書発表以降(無視された外交官トーマスの調査;イカれた検事ジム・ギャリソン;機密解除されたCIAメキシコ支部長の回想録;ケネディ暗殺は防ぐことができた)

著者等紹介

シノン,フィリップ[シノン,フィリップ] [Shenon,Philip]
元ニューヨーク・タイムズ記者。ワシントン支局で、国防総省、司法省、国務省などを担当した

村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年、札幌生まれ。早稲田大学文学部卒。海外ミステリの編集者をへて、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

16
ケネディ暗殺事件はいつまでたっても、話題になります。コミックの浦沢さんの「ビリーバット」、最近の映画、キングの「11/22/63」のようにあまり明らかにされていない部分があるのでこのような作品がつくられていくのでしょう。この上下の本で明らかにされると思っていたのですが、結論はそれなりにあるのですが読んでいて釈然としない部分も多いと感じました。本当は単純な暗殺事件だったかもしれませんが、周りがいろいろ作り上げている部分も多いのかもしれません。2014/08/30

yooou

8
☆☆☆☆★ どこまで書いたらネタバレになるのかわからない。なんでこんなにも縺れてしまったのか。これほどまでに多くの人を巻き込んだ疑念を生んでしまったのか。そうした部分が照らし出される感じの本でありました。そして大変な労作。みごとでありました。2014/12/20

yokmin

8
(承前)私が本書で知った新事実は次の3点 a)委員会スタッフが洋上ヨットでカストロと秘密会談を行った b)委員会でケネディ夫人が正式証言した c)オズワルドが犯行直前にメキシコシティのキューバ・・ソ連両大使館に出入りしていた d)オズワルドがダラスで犯行におよぶ可能性(若干の)を察知しながら、FBI/CIAは大統領のシークレットサービスに通報しなかった。 ”もし”通報がなされていれば、暗殺事件は起きなかったようにも推測される。なお、筆者はオリバー・ストーンの映画「JFK」の陰謀説は一笑に付している。2014/02/10

Kenji Ogawa

4
暗殺の謎を推理。メキシコーキューバの陰謀に見せかけたCIA/FBIの故意の見過ごし。弟ロバートはすべて知っていたという。2014/02/06

750RS

4
ケネディーの暗殺は防げたかもしれない?まだ謎の部分もあるが真実を隠してきた物と恐怖で語れなかった物❗️色々と考える本だった❗️2014/01/05

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