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ごっくん青空

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163740706
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

全国の祭りを旅し、キソクに物申しつつうまいものを食べていたら、愛用のワープロがついに臨終の危機に。人気エッセイ第22弾。

内容説明

そこにBEERがあるからだ。のんで倒れて白い雲。好評!風まかせ赤マントシリーズ第22弾。

目次

気がつけば契約業者
海獣むかしばなし
クルマで回ってくるもの
まつり演歌の夜がふける
カバー考
正義の小便ぐるんぐるん男
好きなもの
長崎は今日もレインだった
メールめくのも春の宵
奇怪面妖驚愕生物〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

35
ウ・リーグのそもそもの起源である「浮き玉」。あれが買ったものではなく、波打ち際の漂着物だったので、リーグが広がるにつれて、タマが不足し入手難になったという話。売っていない品物というのは意外。漂着物って、ふだんはジャマになるのに、入手したくても、イザとなるとできないものなんですね。さてこの本は2011年の発行なのだが、シーナさんが最近までワープロ専用機を使っていたというのには驚き。なくなると困るので、数台買っておいて、次々と使いつぶしたというのには恐れ入った。それにしても「お規則」様にも困ったもんですね!2015/01/15

ミナコ@灯れ松明の火

27
昔から読んでいる作家さんの本には特に、時の流れを感じる。椎名さんのボヤキに「ああ歳を取られたのだな・・」と思うけれど、自分も歳を取っていることを痛感。世間に対する怒りをずっとまき散らす、まっとうなオヤジさんで居続けてほしい。「本場でないのに本場のマネごとをしているお店」には首もげるほど頷いた。限りなく本物に近い偽物であっても、偽物には間違いない。偽物に触れた虚しさによって、却って本物が恋しくなるという利点はあるけども!2011/10/31

takeapple

20
椎名誠が出す本出す本ベストセラーになっていたのは、もう遠い昔なのかな?文芸誌もSF誌も知っている作家の方が少ないという記述が物語っているのかな。そう言えば、この読メだって椎名誠の本の登録数って決して多くないもんね。でも面白いんだよな。きっと頭で思ったことだけじゃなくて、実際に行って、見て、人に会ったことを書いているからだろうな。権力追随じゃないところも好みだし。逆に言えば、そういうところが今の世には受け入れられないのかな、いつまでも書き続けて欲しいなあ。2018/06/11

むぎじる

9
シーナさんの赤マントシリーズ。今回も本当に楽しかった。風呂屋をスパなど・・・何でも英語で言ってしまう昨今の風潮をグサリと切り込む「長崎は今日もレインだった」や、五七五調で奥様と携帯メールをなさっている「メールめくのも春の宵」や「五、七、五社会」は特に爆笑。笑いすぎのあまり、外で読めなかった・・・シーナさん、いつまでも「文句あっか」ってほえてください!2012/02/07

うめけろ

9
冒険物でも探検物でもないシーナさんのエッセイを読んだのは久しぶりな気がする。そうかー、もう60代後半なのかー。テイストは変わらず、元気いっぱいの古きよき時代のオヤジとしてこれからも長く活躍してくれることを願って止まない。同じビール党として、ちょっと年下のオヤジとして、共感できる部分が多々ありますヨ。2011/12/21

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