折れない心の作り方

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163705408
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

心身をタフにする本 子育て中のお母さんも必読!
今の時代、心がポキッと折れてしまう青年がなぜ多いのか。正しい「自己肯定力」を習得し、真に必要な人間力をつけるための本。

あっちでもポキッ、こっちでもポキッ! 秋葉原で事件を起こした加藤智大の例を見るまでもなく、会社でも学校でもちょっとした一言で一気にくじけてしまう人が跡を絶ちません。あなたのまわりにも、打たれ弱い人増えていませんか? 折れない心を作るためには、自己肯定力を強くする必要があります。それには(1)ご縁を大切にし、(2)人と深く付き合い、(3)アイデンティティを強くもつ……という3ステップが必要。黒澤明や折口信夫の例をあげながら、齋藤孝先生が説いてくれます。

内容説明

ほんのちょっとしたことで傷つく。自信を喪失する。やる気をなくして投げやりになる。そんな子どもや若者にどう接していけばいいのか…。弱い心を強くするメソッド。

目次

1 「縁」を大事にする(「縁」は人間関係をポジティブにする;縁なき衆生は度しがたし;「運」をパワーの源に利用する;居場所は縁のクロスするところ)
2 人と深く交わる(タフな精神は深い交わりから;くんずほぐれつの醍醐味;励ます言葉とえぐる言葉;発酵する関係性―場と人間力)
3 アイデンティティの根を張る(自己の安定感、肯定感はどこから得られるか;アイデンティティとは何か;アイデンティティの育て方;推進力になるプライドの持ち方)
4 心を強くする―実践方法(習慣を技にして自分を支える;自己肯定して生きるコツ)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。小学生向けの私塾「齋藤メソッド」主宰。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の総合指導もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

24
齋藤孝さんは,こんな本も書いていたんですね~。この時期にこの本と出会ったことも何かの縁でしょう・・・。自分にもできることを大切にしていきたいと思います。「心の師をもつ」が気に入りました。例→「この考え方が否定されるんだったら,私の心の師であるゲーテも否定されることになる。ゲーテを否定できるのか!」これからも師をたくさん見付けていこうっと。2011/03/31

20
p.228「もっと何か、もっと何かと求めつづけることは、自分の心を決して安定させてはくれない」。 p.229「理想を追わない。どんな未来もいまの延長線上にある」 地道に歩んでいきたい。2017/11/23

Tadashi_N

17
「縁」とは偉大で便利な日本語だと思う。2015/02/25

朝比奈さん

16
こういう本を手に取る段階は、ココロ折れ率どれ位なんでしょうか(不安) 。こ、これもご縁ということで。なにごともご縁です。さて、何を習慣化しようか。確かにルーティンは大切だしなぁ。2016/05/04

みんと

13
やはり、多くの場に出向き、人に揉まれることが、強い心を作る近道なのだろうか。 今は家庭や学校においても、あまり、人に干渉したりされたりすることが減ってはいるし叱られることも無くなった。 社会に出て初めて叱られ、立ち直れなくなるくらいショックを受けるのである。 自分の受けた刺激を発奮のエネルギーに変えて、受難したその痛みをパワーにできれば一番いいのだろうが、その跳ね返す力を培うことは難しいのだろうな。2013/10/11

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