暴走する「地球温暖化」論―洗脳・煽動・歪曲の数々

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163698908
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C0095

内容説明

「地球は危ない」は本当か?頭を冷やして「環境危機」の真贋を見極めよ。アル・ゴアやIPCCの「不都合な真実」を突く。環境問題を真摯に、かつ楽観的に考えるためのブックガイド付き。

目次

1 人為的「地球温暖化危険論」への疑問(京都議定書の欺瞞―なぜ、消えた「地球寒冷化論」;マイクル・クライトンの問いかけ―環境テロリストが増幅する「恐怖の存在」;温暖化論化する社会―科学を悪魔祓いする恐怖政治;日本は環境先進国の誇りを持て―大失敗の環境政策;アル・ゴア氏は環境十字軍の騎士か―『不都合な真実』の“不都合な真実”)
2 エセ科学としての「地球破滅論」(ダイオキシン、環境ホルモン、遺伝子組換え食品、アマゾン消失…―“木を見て森を見ず”の環境危機論;アスベスト、BSE、浄水器、抗菌、虫捕り禁止…―“環境原理主義”にご注意を;途上国ぶるのは止めよ―「地球破壊」超先進国は中国なり)
3 リサイクルもほどほどに(回収するぐらいなら燃やせ―「家電リサイクル」百害あって一利なし)
環境問題を真摯に、かつ楽観的に考えるためのブックガイド

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
中部大学教授。1943年生まれ。東京大学教養学部卒業。名古屋大学教授などを経て現職。日本工学アカデミー理事、文部科学省科学技術審議会専門委員などを務める

池田清彦[イケダキヨヒコ]
早稲田大学教授。1947年生まれ。東京教育大学理学部生物学科卒業。東京都立大学大学院博士課程修了。構造主義生物学の地平から幅広い分野で評論活動を行なっている

渡辺正[ワタナベタダシ]
東京大学教授。1948年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。同大学院工学系研究科博士課程修了

薬師院仁志[ヤクシインヒトシ]
帝塚山学院大学教授。1961年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程(教育社会学)中退。専攻は社会学だがユニークな視点から環境問題にも発言

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
評論家・翻訳家。1964年生まれ。東京大学大学院都市工学科修士課程及びマサチューセッツ工科大学大学院不動産センター修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

scarecrow

4
2007年に出版された本書であるが、現代も全く変わらない議論が続いていることに驚く。本書では地球温暖化論を完全に否定しているが、結局、肯定派も否定派も陰謀論を唱えていて平行線で噛み合わない。天動説と地動説の争いに似ている。このご時世本書の著者たちのような話をすると「異端審問」を受け、徹底的にバッシングされる。圧倒的に天動説(地球温暖化説)が勢力が増している。IPCCが昨年の第6次報告書で「地球温暖化は人為的なものだと疑う余地がない」といっていたが、その根拠となるシミュレーションは私には理解できない。2022/01/07

たいき

3
なんとなく読んでみた。 タイトル通り地球温暖化に懐疑的な方々が集まった本。 確かに盲信せず疑う視点は大事なんだけどね、ヤバいね…2022/01/21

Sean

1
『これからの環境論』と同様に、渡辺正先生が関わった書籍。「科学的」とは何かを考えながら、現在横行する地球温暖化論に懐疑的な姿勢を示している。 2013/05/03

k.shin

1
彼らが暴走してた。2009/12/14

アドソ

0
地球温暖化論に待ったをかける各界の専門家の分析。リレー討論のようにも読めて,この論議の全容が楽しく理解できる。2008/01/02

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