内容説明
三菱ふそうトラック、パロマ湯沸かし器…現代社会特有のリコール問題には、失敗の構造と成長の本質がすべて集約されている。仕事法から危機管理術まで、「失敗学の進化形」リコール学があなたの現場を変える。
目次
第1章 リコール学とは何か
第2章 見えないリコールの原因
第3章 リコール調査でわかったこと
第4章 リコール学の法則
第5章 リコール学を活かす―仮想演習・実践篇
終章 リコール学を共有する
著者等紹介
内崎巌[ウチザキイワオ]
1947年生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。1971年(株)竹中工務店に入社し、技術研究所で大型建設機械の現場性能測定、および建設ロボットの研究開発に従事。在職中にマサチューセッツ工科大学に留学し、建設工事のロボット化を研究する。1998年に独立し、内崎技術事務所を設立。国の調査研究や民間企業の研究開発指導の仕事をしている。国土交通省リコール原因調査・分析検討委員会に参加する。技術士(機械部門)
畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1941年生まれ。東京大学大学院工学研究科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科教授を経て、工学院大学グローバルエンジニアリング学部教授、東京大学名誉教授。2001年より畑村創造工学研究所を主宰。2002年より特定非営利活動法人「失敗学会」を立ち上げ初代会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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