内容説明
天才少女と讃えられる世界トップクラスの技術。氷上の妖精とも評される可憐かつ繊細な表現力。誰も知らなかったエピソード&秘蔵フォト満載、彼女の「いまの輝き」を凝縮させた愛蔵の一冊。
目次
memorial gallery 真央、15歳
story 浅田真央、15歳(プロローグ;secret story;エピローグ)
premium collection 1990‐2006
著者等紹介
宇都宮直子[ウツノミヤナオコ]
ノンフィクション作家。1991年に『神様がくれた赤ん坊』を刊行して、デビュー。幅広い取材、暖かな視線、硬質な文体には定評があり、医療、教育、動物、スポーツなどに関する著書は十数冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワダマコト
18
「世の中には、勉強もスポーツも頑張っている人がいる。真央は勉強はしてないから、人の倍、練習しなくちゃいけない」 ひとつのことを極めようと努力し続けるのも、たくさんのことを同時に抱えてこなしていくのも、かけれる努力の総量は同じ。 成果の分かれ目は、努力の総量がその人の限界値に達しているかどうかである。 中途半端な気持ちでは、アスリートの練習量に匹敵するだけの努力をすることなど到底できない。 ー成績はすべて自分のしてきたことの結果だもん。すべて、真央の責任なんだよー 15歳、恐るべし。2013/11/23
almeida
6
真央ちゃんの素顔が垣間見られてうれしい。家族に愛されて大切に育てられたんだなぁ。15歳でグランプリファイナル優勝。おめでとう。2010/06/05
のり
5
今は亡きお母さまとのやりとりがたくさんあり、言葉に重みを感じました。浅田家は家族がお互いをいたわり、喜び合い、とても温かい。小学生のときに真央さんが書いた、入院中のお母さまへの手紙が印象的。「ままへ。早く元気になってね。まおが、いつもかぜをひろってきて、ごめんね。ままは、いつしんじゃうか、わからないね。けど、まおは、がんばってスケートをつづけるからね。ままは、あまりむりをしないでね。・・・」2015/05/11
葉鳥
4
お店にあったので休憩がてら。何冊かあったので機会があれば読みたい。2019/10/05
藻胤
4
フィギュアスケートは以前から好きでしたが、真央ちゃんの魅力とはなんだろう、ソチ五輪を本気で応援したいという思いから読みました。フィギュアスケートの浅田真央というよりも温かい家族に囲まれて幸せに過ごしている可愛い少女の話です。もしトリノに出ていたらすごいことになってたんでしょうね。真央ちゃんはフィギュアスケートの天才というのを抜きにしても、人間として素晴らしい人なんだなあ、とよく分かりました。「真央ね、泣いているとこ、見られるの嫌なの。だから、絶対泣かない。人のいるところではね」バンクーバーでは銀で泣いてい2013/12/10