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Gファイル―長嶋茂雄と黒衣の参謀

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  • サイズ B6判/ページ数 446p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163681900
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

極秘資料5000ページに記された“メークミラクル”の裏側 。
94年長嶋巨人軍の“メークミラクル”の裏には誰も知らない名参謀の存在があった。
実は長嶋監督が「演出」した2つの奇跡の裏にはチーム内ですら限られた人間しか知らなかった私的参謀の存在があった。1994年から97年まで監督を完璧に補佐すると同時に、GCIAという諜報組織を作り上げた影の参謀・河田弘道。4年間に亘って作成された5000ページの「Gファイル」からは長嶋茂雄の実像と今に繋がる巨人軍の組織的欠陥が浮かび上がってくる。

内容説明

長嶋監督の裏には、マスコミはおろかチーム内ですら限られた人間しか知らなかった、ある一人の参謀がいた―。「GCIA」なる情報機関を創設し、真の長嶋政権を実現しようとした男・河田弘道。読売ジャイアンツという巨大組織の一大改革に挑んだ4年間の記録がここにある。

目次

第1章 九四年の開幕前夜
第2章 野村克也との戦い
第3章 長嶋ジャイアンツ初めての日本一
第4章 「ジャイアンツ再建計画」GCIAを作れ!
第5章 黒衣の参謀のルーツ
第6章 桑田問題と長嶋家の相克
第7章 巨人軍奥の院のメークドラマ
第8章 破錠への道程

著者等紹介

武田頼政[タケダヨリマサ]
1958年、静岡県浜松市生まれ。京都産業大学を卒業後、航空ジャーナルに入社。「航空ジャーナル」記者をへて88年よりフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

22
再読だったんですね。読んだの忘れていた。 とにかく野村監督のことを悪く書いている。当時のヤクルトはサインを盗み、盗聴もしていたのではないか?と書いている。巨人もバックスクリーン脇から望遠鏡でキャッチーのサインを覗いて球種を教えることぐらいはしていたがって…とりあえず巨人はやっていたんですね。2020/09/21

緋莢

12
長谷川晶一『プロ野球バカ本』で紹介されていて、面白そうだったので手に取りました。1993年、二度目の巨人軍監督となった長嶋茂雄。その長嶋に請われ、「巨人軍の改革」を行うべく、裏で動いていた男・河田弘道の話です。94年、中日との最終試合10・8での優勝決定、その後の日本一、96年、最大11.5ゲーム差をつけられながらも逆転優勝はこの人の存在がだいぶ大きかったようです(続く2019/04/11

しーふぉ

3
知りたくない人も多いのではないかな・・・コーチなどの派閥争いや長嶋さんを操り人形のように書いてあり、こういう暴露ものは、このまま鵜呑みにはできないが、デットボールに対する報復など灰色部分が実名で出ている、大相撲の八百長並みのニュースだと思うんだけどな。2012/11/21

Taro

1
書かれている内容が非常に濃い。プロ野球の世界にこのような舞台裏があったとは驚いた。本論とは違うが、堤義明とナベツネの対比が個人的に印象に残った。2012/01/16

Az.yamada

0
長嶋巨人を実は裏で支えていた方の話。 94.96年の巨人の優勝は実はこの人の影響が多分にあったという事。 ただそんな方もナベツネにはかなわなかったという事。 巨人という魑魅魍魎が蔓延る組織で『仕事が出来る』という事は巨人を優勝させることよりも 特定の個人を満足させることなんだろう。 この本自体は球界の暗部も描かれており勉強になった。2017/08/18

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