新しきこと面白きこと―サントリー・佐治敬三伝

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  • サイズ B6判/ページ数 375p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163679709
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

佐治敬三は酒だけを売ろうとしたのではない。その酒がある生活を売ろうとしたのだ―。銘酒を生み、サントリーホールを創った男の本格評伝。

目次

第1章 夢の狩人・誕生―真善美の人
第2章 マスターブレンダー―探究の人
第3章 パンのみにて生きるにあらず―広告の人
第4章 やってみなはれ―挑戦の人
第5章 だんさんが行く―反骨の人
第6章 「生活文化企業」―時を開く人
第7章 新しきこと面白きこと―響きあいの人
第8章 ワイン文化への貢献―アートの人
終章 遊びをせんとや―美感遊創の人

著者等紹介

廣澤昌[ヒロサワマサル]
コピーライター。昭和18年福岡県生まれ。一橋大学社会学部で社会調査を専攻。ビール一杯で蕁麻疹が出るほど酒に弱かったが、人間・佐治敬三に惚れて昭和43年サントリー入社。同年10月、宣伝部制作課に配属。角瓶、オールド、山崎、響などウイスキーを中心に、商品広告や品質訴求広告、企業広告の制作にあたる。サントリーの企業理念「人と自然と響きあう」も作。広告電通賞、フジサンケイ広告賞、朝日広告賞など受賞多数。また佐治敬三のスピーチライターとして、講演やスピーチ、挨拶文の原案作成も手がけた。現在、サン・アド第2制作本部所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タンバリン

2
「やってみなはれ」という考えは非常に重要な考えであることは重々承知ですが、そのような牧歌的なことをいう雰囲気は今の閉塞的な時代にはないような気がします。2012/01/29

momo

0
読みたい気持ちが失せるほど字は小さいし、沢山文字があるし、正直図書館で借りるのをためらいましたが、読んでよかった本でした。サントリーの歴史に触れ、佐治さんのすごさに感心しました。一族が代々社長を務めてきましたが、それは時が来れば自然に席が用意されているわけではなく、留学したり小さい頃から親の背中を見て培ったものがあるからで、自分の親が社長なら自分が社長を引き継げるかと言われると無理な気がしました。タイトルの「新しきこと面白きこと」といい、「やってみなはれ」は後ろ向きな自分にとって前向きになれる言葉でした。2015/05/12

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