いのちの落語―がんになって初めてわかった家族を愛すること、あたりまえの日常の大切さ

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163664309
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

働きざかりだった。家族を顧みなかった。悪性の肺がんを告知された。それから8年半、生きぬく私は希望と勇気の落語を語り続ける。

内容説明

がんと闘う人々とその家族を招待し東京深川で一年に一度だけかかる創作落語がある。その高座に上るのは悪性の肺がんから生還した会社員。自らの体験をもとにしたその落語は全ての人に生きることの意味を投げかける。

目次

穏やかな秋晴れの日に
発病
疑問
妻と
手術
選択
抗がん剤
落語
最後の一滴
副作用
リハビリ
再発の不安
初めての独演会
深川へ
集まった人たちから
手締め

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テクパパザンビア

2
只単に娯楽としての落語の本と思い読みました。ゼンゼン違いました、でも良い本で間違えをしてラッキーでした。あたり前のことひとつひとつの積み重ねのうえに人生はあり、生きることの喜びがある。健康に感謝します。2015/07/16

K2

2
自分自身ががんを罹患したアマチュア落語家が、がん患者やその家族を落語で元気にしていく話。2014/11/30

OMO

1
面白さ:○   興味:○   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:×2020/03/21

一穂青燈

1
混んでいる病院の待合室で。がんの手術をし、がんは克服したけれども抗がん剤のきつい副作用が出ている人が、年に一回だけ、がん患者とその家族を対象に落語を行っているそうです。その落語を文字に起こしたものと、闘病生活や学生時代に好きだった落語に戻る様子などを描いた文章とが、交互にあります。それと写真が素敵。病院の光景と、何気ない木々や光。「普通のありがたさ」を思う一冊です。2014/09/13

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