内容説明
アメリカ文明の呪縛から脱し、「日本」を全地球に発信するために。碩学が文明論的視座から提唱する、日本人と英語、世界と日本語のあたらしい関係。
目次
1 いまなぜ英語を学ぶのか(アメリカはもはや日本のモデルではない;21世紀の日本と日本人の英語運用能力を考える;義務教育に英語はいらない ほか)
2 「日本」を発信するために―英語と「日本語の国際普及」は車の両輪(21世紀は日本の時代;英語教育と日本語の将来について;世界に「日本語教」を広めよう ほか)
3 アメリカを相対化するために(部品交換型文明の光と影)
著者等紹介
鈴木孝夫[スズキタカオ]
1926(大正15)年、東京に生まれる。47年、慶応義塾大学医学部予科修了、50年、同大学文学部英文科卒業。専門は言語社会学、文化意味論、外国語教育。イリノイ大学、イェール大学客員教授、マギル大学(カナダ)イスラム研究所員などを歴任し、現在、慶応義塾大学名誉教授。国際文化フォーラム理事、日本野鳥の会顧問も務める
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