出版社内容情報
次々と驚異的製品を創出するＩＢＭの研究開発システムと、超常識の発想から生れたホンダの四輪操舵４ＷＳの開発を描いた現場報告
内容説明
地球的規模での企業活動は、それに対応できる「理念」がなければ成立しない。ＩＢＭとホンダにその「世界企業の原理」を見る。
目次
第１章 ＩＢＭの方法―「マルチステーション５５５０」の軌跡（ＩＢＵの出発；ハイスピード・マネジメント；日本化の軌跡；黄色のメッセージ；パソコン革命）
第２章 ホンダの発想 超常識の「４輸操舵」（４ＷＳ前史；ドラムの上の実験車；企画評価のとき；逆転の仕掛け；「Ｄプロジェクト」発進）
感想・レビュー
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ichigomonogatari
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ユニークで高品質な、どこにもなかった商品を粘り強く商品化していった小西六、東レ、三菱電機。３つの企業がいかにして開発競争を勝ち抜いていったか、ドキュメンタリータッチで記す。1970年代の話なので、技術的にも一昔前の感がある。なかなか日の目を見ない部署、技術者が存続できたという、メーカーの懐が深かったのかな？と感じたが、これは今でもそういうものなのかな？技術者も、それを得る営業も、みなかっこよかった。2018/03/02
