在宅で死ぬということ

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163596501
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

目次

初めて経験した「在宅死」
着られなかったウエディングドレス
老夫婦の愛
どうしても行きたかったディズニーランド
大往生
夫の決断・妻の決意
威勢のいいおねえちゃん
妻の在宅奮闘記
在宅死という選択
子供が助からない病気になったとき
私の体験記 父の発病~在宅医療の限界

著者等紹介

押川真喜子[オシカワマキコ]
聖路加国際病院訪問看護科ナースマネージャー。昭和58年聖路加看護大学卒業。板橋保健所、日本大学医学部附属板橋病院循環器内科に勤める。平成元年聖路加国際病院公衆衛生看護部勤務。平成4年聖路加国際病院訪問看護科勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロニ マカロン

14
個人の感想です:B。読書会で紹介された本。著者はこの本を書いた当時、聖路加国際病院の訪問看護科看護師。現在は訪問看護ステーション代表者。人間らしい死に方をしたいと本人や家族が自宅での終末看護を希望し、それを看取るのが訪問看護士。「病気や障害があるが住み慣れた家で暮らしたい」、「人生の最期を自宅で迎えたい」と望む患者や家族を手助けするというのだが、本書を見ると家族の負担は心的も体力的にも限界近く大変そうだ。ただ、家族に囲まれながら死ぬ瞬間を迎えるというのは人間本来の死に方とであることも確かだ2024/04/11

ほうき星

12
生きる選択は自分にある。が、最期に向かっている時には誰にあるんだろうか。在宅での看護、介護は各分野での連携が必須である。ホスピス専門の訪問看護もある。ターミナルに関わる訪問介護もある。在宅での治療がどう行われていくのか……国々の例を参考に、日本らしく、模索し決めていかなければならない。誰にも訪れる死、誰もが受け入れなければならない。病院に任せる時代は終わりつつあるのかもしれない。家族に看取られ逝く、昔はそうだったよね。家族のケアにも本書はふれている。多くの人に読んでほしい一冊。続編希望。2015/04/19

Humbaba

6
死とは,だれにでも平等に訪れるものである.その別れは悲しいものであり,簡単に耐えられるものでもない.在宅で介護を行うというのは,理想かもしれないが容易なことではない.しかし,もしも相手が家のことを本当に好きであれば,最もよい形は在宅で最期を見とってもらうことだろう.2010/12/28

アルパカくん

4
誰にでも必ず訪れる人生の最後。なかなか改めて読もうとは思えなかったテーマであり、途中でしんどくなりストップし、また再開しての読了でした。それまでの家族との関係が反映される時間でもあり、また、著者自身がお父様の在宅医療に限界を感じたように簡単な問題ではないということが感じられました。死に方を考えることは生き方を考えることでもあるのでしょう。2015/05/03

かんな

3
「無理矢理食べさせたり飲まさないでください」(-.-)エンディングノートに追記しておこ。自然に枯れて消えたいから。2022/02/23

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