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成人病の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163588308
  • NDC分類 493.18
  • Cコード C0047

内容説明

日本には高血圧、高コレステロール血症、糖尿病など成人病を指摘された人が何千万人もいる。また大腸や胆嚢のポリープを発見された人も数多い。そうなると、食事内容に気をつける、病医院へ通って検査を繰り返す、薬を処方されて飲む、といった生活が待っている。また、ポリープがあるといわれた人は、将来がんになるのではないか、と不安な日々を過ごしているはず。しかし成人病を指摘されたら、本当にそういう生活を送らねばならないのだろうか。節制や治療の必要がないものがあるのではないか。病気と考えなくてよいものはないか。そしてポリープは本当にがんになるのか。本書では、これらの疑問点を徹底的に検証。これまで発表されている医学論文にもとづいて、治療の必要性を再吟味したものである。

目次

高血圧症「三七〇〇万人」のからくり
コレステロール値は高くていい
糖尿病のレッテルを貼られた人へ
脳卒中予防に脳ドック?
「医療ミス」医師につける薬はない
インフルエンザ脳症は薬害だった
インフルエンザワクチンを疑え
夢の「がん新薬」を採点する
ポリープはがんにならない
がんを放置したらどうなる
腫瘍マーカーに怯えるな
定期検診は人を不幸にする

著者等紹介

近藤誠[コンドウマコト]
1948年生まれ。73年慶応義塾大学医学部卒業、同年同大学医学部放射線科入局。79~80年米国へ留学。83年より同大学医学部放射線科講師。がんの放射線治療を専門とし、乳房温存療法のパイオニア。患者本位の治療を実現するために、医療の情報公開を積極的にすすめる。「患者の権利法をつくる会」および「医療事故調査会」世話人
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

4
ふむ2024/03/02

手ぬぐいゲッター

1
インフルエンザ脳症がある種の解熱剤を使用することによって発生することが分かっているのに国や専門家は適切な対応を取らないないなんて、どうなっているんでしょう!他にも医療に関し驚く話がたくさんありました。この本を多くの人に読んでもらい自己防衛されることを望むばかりです。2014/01/13

とうくぼやかや

0
10年前の著作だけどね。自分が今受けてる療法もあんまり意味ないのかなーって。2013/05/26

よっしい~

0
高血圧症、高コレステロール値の判定とポリープ切除体験者である私としては、熱心(善意)な主治医の投薬治療と、近藤理論とのハザマに居る。  医業界で統一見解を纏める良心を期待できないだろうか。  とりあえず、徐々に休薬して推移をみることにします。2013/03/22

Akira Yoneyama

0
医療の常識を変えてくれた。 2023/01/19

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