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僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163576800
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0095

内容説明

引きこもりもフリーターも不登校も、大企業に就職しても、経済的に成功しても…僕らは迷い、立ち止まる。「社会」を前に立ちすくむ同年代の若者たちの呟き、叫びに耳を傾けた、『僕の高校中退マニュアル』の著者による、清新なレポート。現代の「青春の悩み」をすべての世代に伝える一冊。

目次

第1章 納得のいく説教をされたいんだ―無気力な大学生の曖昧な未来
第2章 あんな人間になりたくない―「営業」職への苛立ち
第3章 すべてを音楽に捧げて―エリート・コースからミュージシャンへ
第4章 友達の輪を求めて―楽しきフリーター生活
第5章 引きこもりからの脱出―彼が苦悩の年月を受け入れるまで
第6章 働くことは続けること―ヘルパーとして生きる
第7章 俺はなんのために生きているんだろう―若き学習塾経営者の葛藤
第8章 石垣島で見つけた居場所―サーファー、海人になる

著者等紹介

稲泉連[イナイズミレン]
1979年、東京都生まれ。95年に高校中退後、大検を経て、97年、早稲田大学第二文学部に入学する。現在も在学中。月刊「文芸春秋」97年10月号に掲載された「僕が学校を辞めると言った日」により、第59回文芸春秋読者賞を受賞。98年、この原稿をもとに『僕の高校中退マニュアル』を上梓した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nowonme

1
良書だと思います。ただインタビュー全文とかぜひ載せてほしかったかな。文章はうまくはないけれど読ませるものではあるから、このようなかたちにしたくなるのはわかるけれど、もっと生の声を聞いてみたいなあという思いもあります。私が痛感したのは、人間はどうしても人とかかわらなければ生きていけないということでした。この本に出てくる人たちは、社会的、いや、「会社」的、にみたらまっとうでない人たちがほとんどで、どうしてそうなってしまったかといえば周りの「人」の影響が大きいように見られました。→2014/05/08

tristezza

1
「一般人」の職業選択に纏わるさまざまな葛藤・苦悩を知る機会やそうした内容の本は少ないので、そのような意味では貴重。個々のケースについてよく取材し読みやすくまとめられていたとは思うが、個別具体的な話が並んでいるだけでは「ふぅん」で終わってしまうのが残念。もう一歩抽象度の高い議論に踏み込めればよかった。個人的にはあまり共感できず参考にもならなかった、だから「ふぅん」。2013/02/21

左近

0
答えのない答えを求める道のりを歩み続けること。2015/12/30

ゆうぞう

0
かなり共感した2015/05/21

nanagou

0
共感できない自分が残念。大人になったのか、視野が固定されたのか、現状を直視するのが怖いのか…。ただ、考えなしにレールから外れるのは危険だと思います。目的地を定めずに列から離れてもね…。2014/01/25

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