真珠湾の真実―ルーズベルト欺瞞の日々

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  • サイズ B6判/ページ数 536,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163575308
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0098

内容説明

卑劣な騙しうちと罵られた真珠湾攻撃。だが、騙したのはアメリカ側なのだ。17年の歳月をかけ膨大な新資料を駆使して迫る戦慄の真相。

目次

わが人生最大の特ダネ
裏口からの参戦
ホワイトハウスの決定
ハワイ空襲警戒警報
見事な配備
あのスパイは泳がせろ
奇襲受入れ準備完了
紛れもない前兆
真空の海をつくれ
マルタ皇太子妃との夜
戦争は以外に早い
無線封止神話の崩壊
きわめて安い代価
われわれはよい記録を残した
退避方角は北だ
文書はすべて破棄せよ

著者等紹介

スティネット,ロバート・B.[スティネット,ロバートB.][Stinnett,Robert B.]
1924年、カリフォルニア州オークランド生まれ。真珠湾攻撃の時は高校在学中で、翌1942年卒業と同時に海軍に志願入隊、’46年まで当時海軍大尉だったジョージ・ブッシュ元大統領のもとで太平、大西両洋の戦場に従軍、その軍功に対し青銅従軍星章10個及び大統領感状を授与された。戦後はオークランド・トリビューン紙の写真部員兼記者を勤めたのち、’86年退社。BBC、NHK、テレビ朝日の太平洋戦争関係顧問でもある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hdo obata

10
先の「戦争」にて日本はアメリカの物量に負けたのではなく、情報戦で徹底的に敗北したのである。この本を読んで痛感したのはこの事だった。読み進めるのがつらかった。アメリカの描くシナリオ通り、日本は挑発に乗って真珠湾攻撃、非参戦のアメリカ世論を参戦に一本化、適当に弄ばれ日本は完敗した。いやはやアメリカは、悪辣で恐ろしい・・・。しかしこの戦争で一番得をしたのはソ連であり、ついで中共である。アメリカは自ら血と汗で、ソ連の東西の敵、ドイツと日本を 徹底的に叩いたのである。共産主義にはナイーブ過ぎた。(馬鹿みたいに)2018/11/16

読書の鬼-ヤンマ

3
2001年7月25日第三刷、図書館本。H・フーバー著”裏切られた自由”の巻末文献に本書があり、読む。さて、P527:「八月が来るたびにあの戦争を考える」と言いながら、実相の一番の核心部分について、なぜ日本人はこれほど無関心でいられるのか?・・・全くの同感だ。アメリカは、日本の真珠湾攻撃を事前に把握、通信傍受と盗聴、暗号完全解読・・・P120:『見事な配備』とP134:その地図。日本に真珠湾攻撃をさせ、それを理由にアメリカ国民の賛同を得るローズベルト戦略。政府は国民に隠蔽したが、本書はそれを明るみに出した。2020/08/20

takao

1
ふむ2023/02/12

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