盲導犬クイールの一生

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163572604
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

『人間らしい歩き方を思い出させてくれた』との言葉を残して、パートナー(使用者)はこの世を去った。そのあと、クイールはどのように生きたのか。生まれた瞬間から息をひきとるまでをモノクロームの優しい写真と文章で綴る、盲導犬クイールの生涯。静かな感動の記録。

目次

クイール誕生
育ての親、パピーウォーカー
トレーニングのはじまり
盲導犬として
新しい仕事
さよなら、クイール

著者等紹介

石黒謙吾[イシグロケンゴ]
1961年金沢市生まれ。エディター&プランナー。書籍編集をベースにしたプランニング・オフィス<BLUE ORANGE STADIUM>主宰。著書に「チャート式 試験に出ないニッポンのしくみ」(扶桑社)、「快傑チャート診断室」(デジタルハリウッド出版局)など

秋元良平[アキモトリョウヘイ]
1955年生まれ。東京農業大学畜産学科卒。新聞社写真部の契約カメラマンを経て、現在はフリーランス・フォトグラファー。著書に写真集「盲導犬になったクイール」「老人と犬」(共に、あすなろ書房)、「クイールはもうどう犬になった」(こわせ たまみ・文/ひさかたチャイルド)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

61
予想以上に写真がいっぱい!Σ( ̄□ ̄;)2019/01/29

糸車

51
図書館で手にしたときから泣くのは分かり切っていたので、自宅に持ち帰りひとりで読んだ。NHKのドラマで毎回泣き、わざわざ映画も見に行った。ドラマは丁寧に作られた感じがして、沢口靖子さん演じるパピーウォーカーのしみじみした優しさのある演技に浸った。映画は元気な子役がよかった。文章は・・・ダメですね、ティッシュを手元に置いてボロボロ泣きました。クイールの健気さ、盲導犬としての使命感。引退したクイールが幸せな老後を迎え、愛情を持って看取られたのは分かっているのに、それでも涙が止まらなかった。あ、また泣いてしまう。2016/02/22

もち

31
「クー、もう一回、いっしょに歩こう」 のちにクイールと呼ばれることになる子犬・ジョナサンは、五匹きょうだいの一匹として産まれた。生ませの親、育ての親、しつけの親といった多くの人たちのもとを渡り歩き、盲導犬となった彼。その生涯の全記録を、瑞々しい時を切り取った写真と共に贈る。 少ないページ数ながら、多くのものが詰まったノンフィクション作品。盲導犬について知るためのガイドとしてもどうぞ。2013/02/10

まさきち

27
クイールの無垢な表情もさることながら、周りの方々の優しさに満ちた表情が印象的でした。やはり犬達は人を真に幸せにしてくれるパートナーであり、愛すべき存在だなとつくづく思います!2013/03/10

みつりんご

25
思ったより泣けなかった、、、なんてことは無くずっと泣いていた。幼犬の頃の上目遣いの可愛らしい写真を見てもストーリーの最後が分かっているだけに切ない。「厳しい訓練に耐え盲導犬になる、ではなくゲームとして犬が楽しんで訓練を受ける。こんな理想を現実としたクイール」訓練センターの多和田さんのこの言葉に胸を撫で下ろす。秋元さんの写真はクイールの可愛さ、凛々しさ思慮深さを表現するだけでなくクイールの周りの人間も暖かく映し出している。犬の一生を見届けたことがある人ならばかつての愛犬を思い出してしまう、そんな一冊。2015/02/08

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