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昭和の遺書―南の戦場から

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163563008
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

太平洋戦争中、南洋の激戦地から父母、妻子、恋人などに宛てた兵士たちの私信を新たに発掘。解説とともに紹介する、感動の記録

内容説明

太平洋戦争中、前線の兵士たちが愛する家族に遺した「最後の声」に耳を澄ましてほしい!真珠湾攻撃で戦死した19歳の航空兵から、冤罪にも従容として死についた62歳の中将まで、82人の遺書・書簡・日記。彼らが命と引きかえに伝えたかったものとは。

目次

第1章 前線と銃後と(布哇(ハワイ)上空快晴であつて呉れ
僅少デ済マナイガ無一物カラ築イタ汗ノ結晶ダ ほか)
第2章 惜別と望郷と(さやうならさやうならさやうなら;兄は大元気で征つて来る ほか)
第3章 覚悟と死と(職ヲ最重要ナル航空隊第一飛行隊長ニ奉ジ;良く死んでくれたと褒めて下さる事と信じます ほか)
第4章 戦と愛と(第二の夫を求めてたのしく暮さねば駄目だ;実子の如く可愛がつて慈愛の中に育つた ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

48
歴史。南方を舞台に、太平洋戦争で戦った方たちの遺書を集めたもの。死因もさまざまで、特攻死、戦病死、自爆、刑死、餓死など多岐にわたる。また、取り上げられている方は、兵卒から大佐、軍属、看護師と幅広い人たちなので、多くの方が戦争に関わっていたことが分かる。遺書だけではなく、その人のちょっとしたエピソードや死んだ原因なんかも書かれているので、色々と想像してしまい、なかなか読み進められなかった。あの戦争があったから、今の日本があると思うと、なんだかやりきれない気持ちになる。彼らが命を犠牲にしてまで護ろうとした日本2016/04/17

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