豪雨の前兆

豪雨の前兆

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163550800
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

遠い明治からついこの間まで、過去を振り返れば不思議と今現在のことがよくわかる。深い知識と鋭い観察眼が冴えるエッセイ二十二篇

内容説明

あの世に思いを馳せるとき、この世ははじめて見えてくる。―その刹那を鮮烈に切り取った批評的エッセイ集。

目次

1 操車場から響く音
2 豪雨の前兆
3 須賀敦子の、意志的なあの靴音
4 東京旅行
5 大久保利通の「発見」
6 焼いた塩鮭の皮

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬薔薇

2
水村美苗の本に出てきたので借りる。名前は知っていたが初読み作家。小説、映画を通じて明治から昭和の作家、世相が詳しく書かれたエッセイ集。細かく掘り下げられているので面白く読めた。清張、漱石、吉行、藤沢、須賀ほかの作家と作品。漱石のこんにゃく療法で看護婦に意地汚いと叱られたところでは思わず笑ってしまった。司馬遼太郎の韓国論もたっぷりあって面白かった。不思議と著者が表面に出てこないので読み終わってすっきり感。中味は濃かった。2015/05/19

夢仙人

0
面白かった。2021/05/02

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