私は闘う

私は闘う

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163515908
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

阪神大震災、地下鉄サリン、長官狙撃、麻原逮捕、大蔵省醜聞、総裁選、対小沢一郎戦争──捨身の政治家が書き下ろす「わが闘争」

内容説明

小沢一郎、大蔵省、オウム真理教―。政界の新しい実力者が書き下ろす権力のインサイドストーリー。

目次

第1章 オウム真理教との闘い―自治大臣・国家公安委員長拝命
第2章 阪神・淡路大震災―政治は何をしたか
第3章 小沢一郎との闘い―政治改革とは何だったか
第4章 村山内閣の誕生―与党と野党
第5章 大蔵省との闘い―政と官をめぐって
第6章 橋本政権への道―河野・森体制はなぜ崩壊したか
終章 政治家の条件―私の半生から考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

224
著者は官房長官などを要所要所で勤め上げているが、オウム真理教は大変だったろうなと思った。こういう人が日本の中枢を支えて動かしていたのだな。2019/03/29

Juichi Oda

4
先ごろ亡くなった大物政治家が20年前に書いた自伝。縁あって読ませてもらうこととなった。国家公安委員長、自治大臣などの要職を勤めあげた直後の回顧録はまだまだ生々しく熱い思いに溢れていてとても興味深いものとなっている。 当時は小選挙区制や規制緩和に反対する〝抵抗勢力〟とされた野中氏だが、当時からこれらの問題点を鋭く指摘していた慧眼には驚かされる。 保守とかリベラルといった枠を超え「人々と共に住み、苦しみや喜びをわかちあいながら」政治に携わる、理想であり当たり前である潔い政治家の姿がそこに見えた。2018/02/10

3
この本を読んでいる最中に、野中氏は死去された。悪役にされることが多かった政治家であるが、困っている人、立場の弱い人を救うためにまさに「闘う」姿勢は本物だったと思う。村山内閣が処理した数々のことは、もっと評価されていいのではないか。どうも野中氏というと「毒饅頭の人」のイメージが強いかと思うが、逝去を機に再考察、再評価されることを願う。ご冥福をお祈りいたします。2018/01/31

penguin

2
自社さ連立政権時代の回顧録。この人が村山元首相を評価していたのは、正直意外でした。小沢一郎に対する憤りや嫌悪など、非常に分かりやすく書かれてる部分は単純に面白いです。ホントに嫌いなんだなぁと(苦笑)また、森元首相のあけすけな評価には納得。現代史の片面だけをきりとった感じなので、他の本を読む必要を強く感じます。2009/06/23

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