宇宙よ

  • ポイントキャンペーン

宇宙よ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 541p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163467108
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

TBS外信部の中年男が日本人宇宙飛行士に。訓練、打上げ、帰還から、果てはジャーナリズム論にいたるまで知的興趣あふれる対話

内容説明

それはTBSのモスクワ支局からの一通のファクスではじまった。社内公募、ソ連での執拗なテストの果てに選ばれた日本人初の宇宙飛行士は、秋山豊寛、外信部デスク、46歳。このしたたかなジャーナリストの目がとらえた、ソ連という国、宇宙飛行士の住む「星の街」、訓練の内幕、そしてロケット発射、ドッキング、宇宙ステーション・ミールでの重力なき9日間。ときにはUFO、環境問題、ベトナム戦争にまで話が及んで興趣あふれるデブリーフィング(聴き取り)の記録。

目次

ジャーナリスト
プロジェクト
星の街
基礎訓練
実地訓練
出発
ドッキング
宇宙
帰還

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

入道雲

6
なぜもっと早く読まなかったかと。宇宙へ行って帰ってくる出来事を、これほど疑似体験出来る本ないのでは。今からすると30年以上前の宇宙開発の実態も興味深い。しかもソビエトの宇宙開発のことがリアルに分かるとは。立花隆のインタビュー力と、それが成功する為の取材や秋山さんとの人間関係構築など、立花隆の知の巨人ぶりが際立つ。 印象残ったのは、ミールから観た満月を「向こうのほうに太陽でないものが、皓々と照っている」のフレーズ。これはこの目で観てみたいと思った。2021/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/183316
  • ご注意事項